広島で芝居を楽しむためのブログ

広島での観劇レビューや日々思うこと徒然と。芝居で生の驚き、生の迫力、生の感動を多くの人に知ってもらいたい。

公演名:インディゴの夜

2010年06月15日 | 観劇レビュー
日時:
 平成22年6月11日(金) 19:00
場所:
 アステールプラザ 大ホール
脚本・演出:
 樫田正剛・星田良子
出演:
 天野浩成・真山明大・高木万平・高木心平
 深水元基・瀬下尚人・貴城けい
感想:
 客入りは2階席は開場してない!?
しかし、1階席はほぼ満員でした。
客層は昼ドラファンなのは間違いないでしょうが
それ以前にキャストたちのファンで
舞台ファンとは完全に違いました。
ありていに言えばアイドル系ファン層ですが
あそこほどミーハーさや派手さはなく
ちょっと地味目な感じがいろいろ象徴しているかも!?
それにしても今回の舞台は貴城けいに萌えました。(笑)
もちろん、いつもとは違う萌えです。
だってルックスとか演技とかは間違いなく宝塚系のであり
正直得意なタイプではないですから。
それなのになぜ”萌え”なのか!?
それは、今回演出の都合上(笑)
出演者が客席に何度も降りてくるという
ファンサービス!?が何度かありました。
その際近くで見ちゃったんです!!
そして思った!!
”この人、ちっちゃいんだ!?”
もちろん宝塚で男性トップスターですから
女性としては高身長ですよ。が、やっぱり華奢なんです。
しかし、そんな彼女が舞台に立つと!!
まぁ、他の男性人が大きいので
そう見えるだけかもしれませんが
そう感じ、そう思っちゃったんだから仕方ない。
そう、”フィール・ソー・グッド”なんです!!。
ちなみに舞台の総評です。
総評は!!”Bマイナー”です!?
今回の勝因は舞台見るまで全くのノーマークだったことです。
テレビシリーズは見たことないですし
キャストはもちろん脚本、演出者の名前すら知らずじまい。
ただなんとなくチケットを買いなんとなく座席についた。
この素直さがよかったんですね、きっと。(笑)
ちなみにストーリーは二部構成で前半軽快なポップな展開
後半はシリアス調の浪花節系展開となっており
テレビシリーズ知らない人もすんなり入れる安心設計です。
演出も奇をてらったものは全くなくストレートで
笑いも素直に笑えるお約束を適度にちりばめ
まさに今風新喜劇と言える作品でした。
舞台セットも簡素にして豪華で
ホストクラブ”インディゴの夜”を
螺旋階段を中心に左右に足場を組み
小道具のソファーと花台で見事に再現です。
最後にキャストですね。
”萌え”の貴城けいは前述のとおりで次は男か。(笑)
その”男”たちの中で光っていたのは瀬下尚人。
往年の貫禄をみせつけちゃっています。
ほぼ主役で舞台と若いお兄ちゃんたちを
いい具合にまわしちゃっています。
それでは5人のおにぃちゃんたちです。
そのうち4人が”インディゴ4”らしい。
ロビーでCD売って握手会もしてた。(笑)
ちなみにパンフも2,000円でDVD付いてた。
もちろん購入していませんが。
話はもどって深水元基です。
肉体派ムードメーカーであるにもかかわらず
インディゴ4ではないみたい。(笑)
ホストらしいホストの真山明大。
天真爛漫ふたごを演じる高木万平・高木心平。
隠されたトラウマを持つ天野浩成。
それぞれ与えられた役柄を完璧にこなしてます。
確かにわかりやすいステレオタイプキャラばかりですが
なかなかの好演を見せてくれちゃってます。
しかし、主役をはれるかどうかはこれからしだい。
演技の幅を広げていってほしいですね。
それにしても最近のあんちゃんたちはかっこいいですね。
見ているこっちが恥ずかしくなるぐらい。
おねぇちゃんたちが騒ぎたくなるのもうなずけます。
しかし、その中にまぎれて見ている自分って・・・。
考えれば考えるだけ落ち込んじゃうので
考えないようにしましょう。
と、いうことでちょっと悔しいですが
なかなか面白い舞台でした。
話が単純明快、演出素直、キャストそつなく演じきり
個人的タイプじゃない貴城けいに萌えちゃえば
この結論しかありません。
日本昔話に毒づく人っていないじゃないですか。
そう、日本昔話は素直に楽しむものです。
それとちょうどおんなじ感覚の舞台だったなぁ。


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