広島で芝居を楽しむためのブログ

広島での観劇レビューや日々思うこと徒然と。芝居で生の驚き、生の迫力、生の感動を多くの人に知ってもらいたい。

公演名:(Livespire UKオペラ@Cinema)フィガロの結婚

2009年01月31日 | 観劇レビュー
日時・会場:
 2009年1月31日(土)~2月6日(金)
 広島バルト11
作・演出:
 ロレンツォ・ダ・ポンテ/デイヴィッド・マクヴィカー
出演:
 アーウィン・シュロット/ミア・パーション/ジョナサン・ウェイラ他
感想:
 面白かったです。
だってモーツアルトですからねぇ。
歴史や時代背景などある程度は
学校で学習済みだったのが功を奏したのか
今回の総評は”B”ということで。(笑)
学校の授業が役に立った数少ない事例ですね!?
そういえば得意なはずの数学や物理では
学生時代100点満点を取ったことありませんが
実は音楽では何度か取ったことがあります!?
楽器や声楽ではもちろんダメですが
音楽史や音楽学概説は座学でオッケーですから。
そういうのは得意なんです。(笑)
それにしてもストーリーが面白いですね。
社会風刺にドタバタコメディ、
現代喜劇顔負けのスピード展開と
まさにクラッシクの昼ドラですねぇ~。
まぁ、クラッシクとはいえど
結局はアラビアンナイトも源氏物語も
シモネタオンパレードの色恋物ですからねぇ。
人間、今も昔も変わらないなぁ。(笑)
ちなみに、みなさんクラシックが
”格式が高い”って思ってないでしょうねぇ!?
名前のとおり”古い”っていうだけですよ。
でも時代が変わったために
今ではちょっと理解がしづらいんです。
だから鑑賞するためのレディネスが必要なんですね。
それさえクリアすれば結構楽しめるかも。
ちなみに演奏される曲は有名どころのオンパレードで
安心して聴けますし演奏や歌もスゴイです。
しかし、問題は”音”です。
映画館の音響設備が悪いんだろうなぁ、薄っぺらい感じ。
こうなんというか劇場の息づかいを感じさせない。
さらに録音自体もオーケストラは薄目にしちゃって
歌声を主で録っている感じでしょうか。
まぁ、録り方としては間違ってないでしょうが
オペラはそれだけではないよなぁ。
しかし、映像はいい感じでした。
完璧なスイッチングでドンドンと場面が
無理なく途切れることなく展開していきます。
フィルム編集指定人はただ者じゃない!?
それにしても物語の完成度の高さがグッドで
緩急ある物語展開で飽きさせない。
ある意味オーソドックスとはこれほどすごいんですね。
そこには陳腐だなんて思わせない”力”がありました。
ちなみに舞台セットも衣装もお金かかってます。
さすがはオペラ、ブルジョワの道楽ですね。
劇場も高そうですが来ている人たちも高そうですし。
いい物をまたしても見せてもらいました。
最後になりますが本日の観客数は20名ほどで
バルト11シアター3はほぼガラガラ、ちょっとさびしいなぁ。
また、観客もオペラ好きって感じで
芝居などの客層とは一線を画しますね。(笑)
それに年代がまちまち。
若いおねぇちゃんもいれば老カップルも。
会話もオペラやミュージカル談義が多い感じで
聞き耳立ててもあんまり理解できない・・・。(笑)

伝説の豪華客船・タイタニック号を舞台に、希望と絶望が行き交う!

2009年01月29日 | 演劇ニュース
 元ネタは@ぴあです。
タイタニックという響きは
いろいろなことを連想させますね。
ちなみに映画は見てないので
ノーコメントです。(笑)
ミュージカルなので
得意ではありませんが
再演ってことは
期待して良いじゃないでしょうか。
まぁ広島には来ないでしょうけどね。

ミュージカル:「巨峰」誕生の苦難描く 開植・越智頌徳碑に出演者ら成功祈願 /福岡

2009年01月28日 | 演劇ニュース
 ”007 慰めの報酬”を見ました。
ものすごく地味な映画です。
ボンドシリーズって無意味な派手さと
でたらめさ等が売りだったのになぁ。
それがものすごく泥臭い感じです。
ある意味ふつうのスパイ映画に
なっちゃったのでしょうか。
これも世相を反映したものでしょうか。
 元ネタは毎日新聞です。
うん、おもしろい。
さって巨峰物語ですよ。
まさに”プロジェクトX”や
”その時歴史は動いた”
みたいじゃないですか。
いろいろな意味で
注目の市民ミュージカルですね。

モデル田中美保が初舞台で黒髪の乙女役

2009年01月27日 | 演劇ニュース
 みなさん、幸せですか?
な~んてことで始まりました、今回のブログ。
意味はありません。
何かの勧誘か!?なんて思わないでね。
”宗教家の戯言と無利子の金貸しは信じてませんから。”
それに人の話を聞くほど”素直”じゃないから。
 さて、元ネタは日刊スポーツです。
すいません、田中美保を知りません。
今回の記事で食いついたのは
森見登美彦のほうです。
今回の舞台の原作者ですねぇ。
”夜は短し歩けよ乙女”って知ってますよね!?
少し前に有名になった本じゃないですか!?
流し読みだけど読みましたよ。
まぁ、立ち読みだったんですけどね。
なかなか面白いんで読んでみてね。(笑)
でも本だから良いと思うんですけど
舞台ではどのように消化されているのかが
ちょっと気になりますね。