広島で芝居を楽しむためのブログ

広島での観劇レビューや日々思うこと徒然と。芝居で生の驚き、生の迫力、生の感動を多くの人に知ってもらいたい。

舞台公演とJARAC

2005年05月31日 | 舞台でふと思うこと
日曜日に某地方劇団の芝居を見ました。
そのときふと思ったことがあります。

結構な回数にわたり著作権のある音楽を
使用している点が大変気になりました。
無料のコンサートで少数ならば
確か著作権料の支払いは無料だったと思いますが、
有料でアステールプラザ中ホールでの楽曲使用は
1曲につき結構な金額だったように思います。
(昔の感覚で言っていますし、現在を調べていません。)
特に地方劇団の公演における支出の中で
著作権使用料はかなりの比率を占めると思います。

楽曲全部を完全オリジナルとまでは無理だとしても
クラシックや著作権フリーのBGMなどを
使用することによりもう少しチケット代が安くなる、
あるいは必要経費を抑えることができるのはないかと思います。
それに使用する楽曲が盤面に対しての必要性があまりないと
感じられたので楽曲の代替えは可能だと強く思ったのですが。

もしJASRACへの支払い金額が減れば
観客も劇団も笑顔により近づけると思うのは間違いでしょうか。

ゲキ×シネという公演形態について

2005年05月30日 | 舞台について
観劇のレビューを書くのはゆっくりとするとして
今回はゲキ×シネについてのお話。

舞台を撮影しそれを映画館で上映する。
都市圏に限られた公演を地方へ送信し
そして賞味期限の短い芝居をできるだけ長くする。
そんな目的で始められたゲキ×シネ。
今回はゲキ×シネ第2弾を見たのでそれについて。

DVDではしっくりこない舞台全体の映像がやはり
大画面では見るに耐えられるに十分なことを知った。
舞台=画面というかんじでなかなか映える映像だった。
もう一つは下手に後ろから観劇するよりよっぽど
見やすく聞きやすかったのは映画のなせる技だと思う。
また、大音量が画面より出てくるのでなかなか良い。
思ったりおもしろく見られたことは賞賛に値する。
家でちまちまとテレビやDVDで見るのとは雲泥の差がある。
さらに200分で中に休憩まで入るという舞台と
同じ時間配分はグッとくるものがあった。
完全に拘束され暗闇の中大画面で見るというのは
家で気軽に見るのとは違う緊張感及び雰囲気を持ち
さぁ芝居を見るぞ!的な使命感と最後に達成感が得られた。

さて、なかなか良かったのですが次は悪かった点。
舞台の撮影ということで役者の顔のアップが結構きつい。
舞台用のメイキャップ及び滝のように流れる汗。
登場してからしばらくは大変違和感があった。
やはり遠目で見るためのものですから芝居は・・・。
また、そのカメラワークがちょっと問題かと。
しゃべっている人をアップでぬくのはいただけない。
テレビや映画のようにしゃべっているものだけが
物語を語るのであれば良いけど舞台の場合そうではない。
話を聞く者、そして、話の輪にいない周りの者を含めて
物語を紡ぎだしている舞台は
中心より周りの雰囲気の方が大切な場合が多いと思う。
それが完全に抜け落ちているため話に厚みが感じられないし、
いつも自分の見ている目線とは違うところを
強制的に見せられている感覚がしてとまどうことが何度かあった。
また、どうしても舞台の撮影した作品ということで
初めての方にはちょっと厳しい鑑賞形態だといわざるを得ない。
男性ならば少女漫画を、女性であれば劇画を見せられている
見慣れない漫画やアニメを見せられた感覚といった感じだろうか。
馴れてない人にはそんな感じが強くするのではないかと思う。
逆に舞台に馴れている人は比較的簡単に入り込むことができるが。
デジタルシネマということで画像はクリアであったのが
赤色の照明ではノイズが多く混じり
暗闇では人物などが追えていないことが気になった。
デジタル及び撮影方法により仕方がない部分でもあるが
もう少し改善をお願いしたい部分でもあった。

家でビデオやDVDを見るのとはひと味もふた味も違ったゲキ×シネ。
思っていた以上に良かったのでこれからもやって欲しい。
でも悪かった点は徐々に改善というかゲキ×シネにあった
新たな方法を模索していって欲しいと願う。

本日のおすすめ

2005年05月29日 | 日常あるいは平凡な日々
今日は昼から地方劇団の舞台を見て
夜はゲキ×シネ第2弾劇団新感線の
髑髏城の七人を見てきた。
観劇レビューはまた後日に書くこととして
なかなか思うところがたくさんあった。
総額5,000円を越える出費となったけど
その価値は十分ありました。
そして時間も10時半をまわってしまい
明日の仕事に影響してしまいそうですが
その価値は十分あります。
言えることはただそれだけです。
今日は心地よい疲れと共に眠れそうです。
ありがとう鈴木杏ということで本日は終了。

最後にゲキ×シネ第2弾髑髏城の七人。
正直みなさんぜひ行っていただきたい。
せっかくのチャンスです。
このチャンスを生かすも殺すもあなた次第。
まだ間に合う方はぜひ、もう遅い方は後悔を。

観劇後を楽しもう(第7回/全8回ぐらい)

2005年05月28日 | ビギナーに贈る観劇のススメ
 さて、アフター演劇です。
仕事帰りに劇場へ直行しているでしょうからお腹はぺこぺこでしょうね。
そして、今見た舞台を話したくて仕方ないと思いますので、
みんなでお食事にでも行っちゃいましょう。
そこで飲む、食う、しゃべると舞台の余韻を十分楽しみましょう。
観劇より、こちらをメインに思っている人も多く見受けられます。
それもある意味、正解です。舞台も多角的に楽しみ方があります。
マイウェイを見つけそしてその道を極め楽しみましょう。
高額なお金を払っているので十分元は自分で取り返しましょう。(笑)
さて、おすすめのお店は広島では、パエリアならバスク、お魚なら来八が良い感じかな。
アステールの場合ですが。後は八丁堀や当たりまで戻るしかありませんね。
でも、演劇の後では、時間が結構遅く10時頃です。
予約などはなしでも空いてはいると思いますが、
ラストオーダーまでは時間が短いのでそのことを念頭において
お店選びとオーダーを十分考えておこう。「ご利用は計画的に」って感じ。
まぁ、全国24時間某チェーンに行くことも考えられますが、
せっかくですから舞台後ぐらいちょっとこじゃれたお店に行ってみよう!!

退院…即、舞台!力也が「ROCK曽根崎心中」で力演

2005年05月27日 | 演劇ニュース
ホタテのロックンロールの力也です。
ですから曽根崎心中までロックらしい。
曾根崎心中ってアレですよ。
とても有名な悲恋の物語。
それにしてもこの舞台
どの客層に対してのアピールなのだろうか。
正直よくわかりません。
そして商業的に成功しているのでしょうか。
その辺は厚いベールに覆われている。
でも多年度にわたって公演されているってことは
結構当たっているということなのでしょう。
でも、広島での公演は決して無いでしょうが。
う~ん、直接見なくても良いから
テレビで放映してくれないかなぁ。
某国営の舞台番組で良いですから。