広島で芝居を楽しむためのブログ

広島での観劇レビューや日々思うこと徒然と。芝居で生の驚き、生の迫力、生の感動を多くの人に知ってもらいたい。

スタンディングオベーションの謎

2005年03月28日 | 舞台の謎
広島で芝居を見たときに時々出会うシチュエーション。
それは、無意味なスタンディングオベーション。

本来すっごい芝居や楽しかった芝居に
感動を表し、そして敬意を表して
贈るエールみたいなもののはずなのだが、
広島では、それがかなりの確立で行われる。

正直そこまでの舞台ではないものに対してでも
なぜか起こってしまっている。
なにがなんでもしないといけないと思っているのだろうか。

下手をすると強迫観念があるのではないかと思うぐらい
無理やりに始まる場合すらある。
なんでだろうなぁなんて思いながら
周りは立っているけど、
ひとり座っていることがある。
だって、それほどの芝居じゃありませんから。

一体、スタンディングオベーションって何?

チケットの謎

2005年03月13日 | 舞台の謎
やっぱり美しいオリジナルチケットが好き。

でも最近主催者ネームの半印刷の台紙を使用のものや
チケットピア系の台紙を使用したものは・・・。
そして、1万円札少し大きいサイズぐらいが良い。
小さくコンパクトだと邪魔にはなんないけど、なんだかね・・・。

だって、やっぱり気分を盛り上げは必要でしょ。
リアルからの脱出、日常の飛翔するための魔法のチケット。
舞台の間だけでなく、日常でも演出も必要だと思う。
遠足は、家を出てから変えるまでが遠足です。
だったら、舞台はチケットを手に取った瞬間から、
心待ちにする日常、待ちに待った観劇、
そして、残った半チケットを机に納めるまでが舞台です。

そのすべてが舞台の楽しみだ。

やっぱりチケットは大きめで美しいオリジナルチケットが良い。

なんで最近は心ときめくようなチケットがないのだろうか。

出待ちの謎

2005年03月11日 | 舞台の謎
芝居終了後に関係者入り口で
たむろっている集団がいる
追っかけやグルーピーといわれる人々。

何がうれしいのだろうか。
スタッフや警備員に阻まれて
とても近づいたり話しかけたりは
できないだろうに。
たとえ会えたとしても一瞬だ。
それでも会えただけ良いのかも。
別の出口より・・・ってこともあるだろう。

あくまでもこちらの持っているイメージは
芝居という閉じられた空間での虚像であり、
日常とのイメージとは異なるというのに。

芝居で夢を見ているのだから
役者自体のリアルに興味はないし、
平凡な日常のリアルになりえない。
決して「お友達」じゃないのだから。
一般の目にさらされる日常においても
役者はいつも演じているだけなのだから。

ほんとうにお近づきになりたいのならば
自らが向こう側の人間になるしかないだろうに。