広島で芝居を楽しむためのブログ

広島での観劇レビューや日々思うこと徒然と。芝居で生の驚き、生の迫力、生の感動を多くの人に知ってもらいたい。

エル・パーク仙台問題

2006年05月31日 | 演劇ニュース
仙台市には、市内に男女共同参画推進施設の
エルパーク仙台とエルソーラ仙台があり
経費削減などでひとつにする動きがあるそうです。
どこの地方都市でもよくある問題です。
そして、ホール存続の署名などもやっているそうです。
まえにも書いたとおり署名には反対です。
さて、その廃止されるエルパーク仙台には
248名と190名のホールがあるそうで
小劇場公演が頻繁に行われ
年間22万人の利用があるそうです。
なのに維持管理費がまかなえないなんておかしいと
記事には書いてありましたが
それについても反対の意見を持っています。
こういう施設はホールはもちろん併設の
会議室や図書ルーム、休憩室なども含めての
利用者数を計上している可能性が多い。
さらにはホールに関しても様々な減免などで
利用料金をもらえない現状があります。
ですから利用者のほとんどはお金を落としていない。
だって、公共施設だから利用者のほうも
払う気は全くありませんし
利用してやっているぐらいの気概があります。
はっきりいって存続させる気であれば
会議室利用料やホール使用料を
民間レベルまでに上げてやればよい。
まぁ、そうすれば利用者数も減少し
どっちにしても閉鎖になるでしょうけど・・・。
最後に民間がやって儲けがでれば民間がやります。
民間が儲からないから公共でやっているんです。
だったら本気で文化を生みはぐくむつもりであれば
赤字程度でウダウダいう議員や市長を選ぶなってことです。

劇団道化:不要の楽器ありませんか 火事で焼失、公演にも支障--呼びかけ /福岡

2006年05月30日 | 演劇ニュース
大変ですね。
火事ですべて文字通り失ったらしい。
確かに楽器は高いですから
かなりの出費を余儀なくされます。
使ってない楽器があれば是非!
なんて思いますが
楽器も中古業界が完璧にできあがってますから
右から左とはいかないでしょうねぇ。
ましてやすぐに使えるものは・・・。
たぶん壊れたものですから
修理代が中古ぐらいかかるでしょう。
楽器がもえたのも問題ですが、
稽古場をどうしているのでしょうか。
そっちの方が大きい問題のような気がしますが。

四季韓国公演は「劇場占拠」 地元の演劇団体 ロングランに反発

2006年05月29日 | 演劇ニュース
よくもまぁ次から次へと文句がでますね。
正直よくわかりません。
ただ漠然と見ているといじめられっ子が
過剰反応している何とかいう
被害者妄想意識のように感じられます。
日本ではお手軽な夢見られるファンタジーな国として
”冬ソナ”や”チャングム”を無条件で
ほめちぎっているというのに。
まぁ、こちらで、はまっている多くの人は・・・ですが。
それにしても映画はハリウッドもどき
テレビは一昔前のパクリばかり。
さらには舞台などに対しても他国を受け入れられない。
文化に対して見聞は狭く認識が低いということが
露呈している現状がはずかしくないのでしょうか。
まぁ、わかるだけの・・・がないのでしょう。
そういえば昔、日本の番組や映画を禁止していた頃
売れっ子放送作家やプロデューサーは
”日本のテレビ放送がはいる”プサンに多かったのは
有名な話ですね。(笑)

「大人計画フェスバル」で“ママさん”出演者を募集中

2006年05月28日 | 演劇ニュース
一昨日の廃校の中学校を利用しての学祭
大人計画フェスティバルの話題です。
フェスティバルのイベントのひとつに
松尾スズキと“ママさんコーラス”があり
この主演者であるママさんを大募集だそうです。
このママさん
本物でも、偽物でもよく
見てくれがママさんであり
歌に自信があるのが応募条件。
本当に都合よく集まるのでしょうか。
結局プロダクションからの派遣で
終わっちゃうだけのような気がしますが。

尾瀬の郷オゾン・シアター

2006年05月27日 | 演劇ニュース
群馬県片品村の企画で
50歳以上の劇団だそうです。
どこかで聞いたことのあるような・・・。
ちがいは過疎地なので
長期滞在や通学が可能条件。
結局は村に居着いてもらおうという
村おこしの一環ですが
そんなにはうまくいかないと思います。
だって故郷回帰をねらって
地方が頑張っていますが
田舎出身者なら田舎に戻る可能性も
あるのかもしれませんが
都会生まれ都会育ちが田舎に来たとしても
退屈で多分死んじゃいます。
まして農業やったことがない人が
畑仕事で余生を楽しむなんて不可能です。
むかし企画で年寄りだから
畑仕事ぐらいできるだろうとボランティアを募りました。
そして戦前、戦中、戦後だからって
サツマイモひとつ作り方をしらない
お年寄り達に愕然
毎年仕事で作っていた自分の方が
畑についての知識があるなんてジェネレーションギャップ。
昔の人だからってすべてができるわけではありません。
都会の人とはそういうものなのです。