広島で芝居を楽しむためのブログ

広島での観劇レビューや日々思うこと徒然と。芝居で生の驚き、生の迫力、生の感動を多くの人に知ってもらいたい。

公演名:(Livespire 劇団キャラメルボックス)すべての風景の中にあなたがいます

2009年11月30日 | 観劇レビュー
日時・会場:
 2009年11月28日(土)~12月4日(金)/バルト11
原作・演出:
 梶尾真治・成井豊/真柴あずき
出演:
 岡田達也・温井摩耶・細見大輔・左東広之・三浦剛
 岡田さつき・久保田晶子・多田直人・稲野杏那
感想:
 いきなり総評です。
ずばり”B”です。
さすがは劇団キャラメルボックスですね
万人向けで誰にでもお勧めできる作品だと思います。
しかし、テレビなどの地上派放送はちょっと無理かも。
しかし、”いま、会いにゆきます”も数字は
ともかく放送していたのでオッケーかなぁ!?
なんせ話がライトSFラブファンタジーですから。(笑)
それにしても日曜日の午後上映というのに
数えるほどしか観客がいないというのは・・・。
客層もカップルではなくシングルズばかりで
各自日曜午後がお暇なお芝居ファンのようでした。
それにしても明日からの平日上映時間が
12時と17時とは無理?無茶?というより無謀です。
さらに上映期間も1週間とはねぇ~。
さらにさらに”光の帝国”と同一週上映とはね、とはねぇ。
まぁ、それはさておき脚本ですが、これがいい。
単純明快テンポも速く笑いあり涙ありと
ショートストーリーなのにすべてが詰めこまれています。
そののため確かに各要素がちょっと薄っぺらで
ご都合主義的な感想を持たれる可能性もありますが
ハーフシアターなのでそのへんはご愛敬です。
逆に物語を厚くしちゃうと空中分解しちゃいます。
そのへんのさじ加減はさすがキャラメルボックスという感じ。
さて、役者ですね。
岡田達也がいいです。
ぐいぐい物語に引き込みます。
いろいろな意味で
ひたむきな一生懸命さがすごいです。
温井摩耶もいい。
個人的に萌え要素は皆無でしたが
しっかりとヒロイン役を演じています。
さらに細見大輔。
展開している物語の後ろで小芝居爆発です。
劇中笑いの部分はほぼ彼が絡んでいます。
ここでも、さすがはキャラメルボックスといったところです。
役者技量のアベレージが高く
いい意味でも悪い意味でも平均していますね。
脚本のせいもありますが
物語の安定度もこの役者力があってのことですね。
もちろん演出もオーソドックスなタイプで
舞台セットもほぼワンシチュエーション。
登場人物たちの語りによって場面展開が行われ
芝居が始めての方にも安心設計となっていました。
う~ん、いまさら気づきましたが
Livespireという観劇の形は
キャラメルボックスに向いているのかもしれませんねぇ。
なんせ正統系王道演劇、別名PTA推薦演劇ですから。
可もなく不可もなく万人受けする作品。
今回もご多分に漏れず
脚本、演出、テンポ、展開と十分及第点です。
確かに優等生的すぎて
面白味にかけるといわれるかもしれませんが
こういう劇団や芝居があるから
邪道や覇道の劇団や芝居が存在できるのですから。
やっぱり問題があるとすれば観客動員数ですね。
あまりにも少なすぎる・・・。
まぁ、初日の土曜日やこれからの平日はわかりませんが
たぶん苦戦は間違いと思います。
見てもらえれば下手な映画よりおもしろいことは
わかっていただけると思うのですが。
どうしたら映画館に足を運んでもらえるんでしょうね。
さて、話が脱線しっぱなしですが、最後に。
やっぱりキャラメルボックスは面白いなぁと。
その一言につきると思いますよ、やっぱり。

”すべての風景の中にあなたがいます”を見てきたよ

2009年11月30日 | 日常あるいは平凡な日々
 今日はCMをします。
ハーフタイムシアターが開催中です。
劇団キャラメルボックスの作品が
映画館で見ることができます。
昨日(11月28日(土))から
今週末まで(12月4日(金))まで
バルト11にて1,000円で
「すべての風景の中にあなたがいます」
11:45・17:05と
「光の帝国」10:00・15:20が
絶賛上映中です。
ぜひ、足をお運びください。
レビューはそのうちにアップします。
下手な映画よりもおもしろいです!?
でも上映期間が短すぎ
さらには上映時間が悪すぎ。
光の帝国をどうやって見に行こうか!?

窪塚洋介、蜷川作品での舞台初出演に 「ジャングルに素っ裸で入っていく気持ち」

2009年11月29日 | 演劇ニュース
 えぇ~、イングロリアス・バスターズを
見てきましたが個人的にはダメでした。
面白いんですがどうも見せ方が好きになれず。
まぁ、そういった感じです。
 さて、元ネタはオリコンです。
蜷川幸雄演出血は立ったまま眠っているは
なかなか面白そうですね。
窪塚洋介ですがなんだか久しぶりに聞いたなぁ。
舞台ではどのような演技を見せてくれるんでしょうか。
テレビや映画ではあの感じですが。

横須賀芸術劇場で「ミュージカルオペラ・龍馬」-歌・ダンス・よさこいが融合 /神奈川

2009年11月28日 | 演劇ニュース
元ネタはみんなの経済新聞ネットワークです。
以前にもたぶん書いたとおりジェームス三木脚本
江守徹演出のオペラです。
まぁ、そのへんはいいですが
みなさんは竜馬が好きですか。
個人的には好きでも嫌いでもないですが
どうも巷でのブームは好きじゃないです。
同じことがよさこいにもいえます。
どちらとも本質からずれているような
気がするのは単なる変わり者だからでしょうか!?

”なくもんか”を見てきたよ

2009年11月27日 | えいが、えい画、映画
 う~ん、改めて書くほどでは・・・。
おもしろことはおもしろいですが
”舞妓Haaaan!!!”と同じ感じで
ちょっと不発ですねぇ。
阿部サダヲを見に行ったのですが
竹内結子にやられちゃいました。
完全に好みです。(笑)
このためだけに見ても良いかも。
期待がちょっと強すぎたかなぁ。