広島で芝居を楽しむためのブログ

広島での観劇レビューや日々思うこと徒然と。芝居で生の驚き、生の迫力、生の感動を多くの人に知ってもらいたい。

笑の大学

2007年01月31日 | 演劇ニュース
 イギリスでツアー公演をしている”笑いの大学”。
舞台は観たことありませんが、映画だけはみました。
三谷幸喜作品ですが現地スタッフ、キャストで行われ
ロシアに続く2回目の海外上演だそうです。
さて、日本の間と笑いが
どの程度理解されるのかってところですね。
やっぱり一番は言語の違いでしょう。
個人的な見解ですが”日本語”が好きです。
あの曖昧ななんともいえない会話の文構造。
他言語にはありえませんね。
また、そこからくるいわない美学。
そんな含みをもつ文化が大好きです。
こんなナーバスでナイーブ、
そして、センチメンタルな言葉がどこにあるのでしょうか。
もう一度、
映画やテレビ、小説、マンガ、アニメなどで
改めて感じてごらん。
英語の字幕や英訳本を読んで
なんて”ぬるい”言葉なんだ日本語は!!と
感動しようではありませんか!!

第17回下北沢演劇祭

2007年01月30日 | 舞台でふと思うこと
 2月に第17回下北沢演劇祭が開催されます。
内容的には聞いたことのあるものからないものまで。
でも、結構楽しいそうですね。
近くであれば参加したいのですがちょっと遠いなぁ。
世田谷区って結構おもしろいことたくさんやってますね。
いいこともわるいことも。
みなさん成功例としての世田谷をもてはやしますが
実際はその陰にとてつもない数の失敗例があります。
でも、楽しそうにやってる人がいるのがとても好きです。
やったことの1割でも成功すれば御の字
そんな気持ちでやっているのでしょう。
昔、学芸員を目指したことがあります。
美術館や博物館などで働きたかった。
好きで自らやってくる人はほっておいて
学校の行事なんかで無理矢理来る子を相手にしたかった。
1学年100人の社会見学
そのうちひとりでも将来興味を持って
そのみちにいってくれたら
そのうちひとりでも将来興味を持って
ライフワークにしてくれたら
たぶんその社会見学及び美術、博物館展示は成功だと思います。
楽しかった?つまらなかった?学校で行われた芸術鑑賞。
体育館一杯の学生の中でひとりでも
音楽へ進もう、演劇に進もう
そこまでいかなくても趣味でやってみよう
と思わせれば”勝ち”なんです。
演劇だってそう。
全員が楽しいわけではありません。
だって世の中楽しいことがたくさんあるのだから。
でも、ふとみると劇場で
いつでも楽しい芝居をみられる環境は
育て残していく必要があると思います。

産隆大學應援団

2007年01月28日 | 演劇ニュース
 これはフジテレビの深夜放送された番組だそうです。
まぁ、内容はどうでもよいのですがそれの舞台らしい。
そして、全国ツアー開催し地方公演も予定されています。
そして、広島公演もあるもよう。
ちょっと期待ですかね。
しかし、この”ちょっと”は”ちょっと”なんです。
テレビドラマを舞台化、舞台をテレビ化、
舞台をドラマ化、舞台を映画化。
正直イメージはよくありませんから。
80年代、メディアミックスということで
小説が映画に、マンガが映画になどなどありましたが
それぞれが完全に別物ということがわかったはず。
最近はマンガがドラマや映画になっていますが
成功例はありますが少ないですし、
別物であることを理解し
そして何より作品を愛している人たちが携わっている。
某永井豪系統や漫画界の巨匠系統は大失敗ですから。
そして、フジテレビはドラマの映画化って
本当に成功しているの!?
観客動員数はそこそこですが正直アレは映画じゃないと思います。
テレビドラマの続編でしょ、2時間ものの。
それはおいておいて
舞台化ってことではなく
新作ってことで作りこんでほしい。
ブラウン管俳優が舞台俳優とならだ時
”テレビ”での見栄えと”舞台”での見栄えが違うのは
だれでも知っているでしょ。
そういうことなんです。

風見しんご、悲しみこらえ仕事復帰…舞台「仇討物語-」

2007年01月27日 | 演劇ニュース
 語る言葉をもっていませんが
ひとついえることはそっとしていてあげて欲しい。
身内の不幸も動じず舞台に立つ芸能人。
それはそれで信念をもちおこなっていることですから
そのことを尊重してあげたい。
しかし、何でレポーターがあんなに騒ぎ立てるのか。
コメントしようのないことに対してマイクをむけるのか。
そこがどうも納得いかない。
じっとしていたら考えてしまうので
きっと舞台にたつほうがよいのでしょう。
しかし、喜劇とはいえ
舞台の演目が仇討物語とはちょっとつらいですね。