広島で芝居を楽しむためのブログ

広島での観劇レビューや日々思うこと徒然と。芝居で生の驚き、生の迫力、生の感動を多くの人に知ってもらいたい。

公演名:ドライブインカリフォルニア

2004年05月20日 | 観劇レビュー
日時・会場:
 2004.5.20 19:00 アステールプラザ大ホール
作・演出:
 松尾スズキ
出演:
 小日向文世・秋山菜津子・片桐はいり・小池栄子・猫背椿・村杉蝉之介・
 田村たがめ・荒川良々・大塚辰哉・松尾スズキ・田口トモロヲ・仲村トオル他
感想:
 松尾かぁ~。うん、及第点。オーソドックスなお話。松尾は日常の飛んでもない話ってイメージがあるが、この話は普通のファンタジーだった。本当の意味での松尾色がない。話的にはありだけど、松尾フェーバーを期待していたため減点です。
そして、この舞台に何ともいえない違和感があった。脚本?演出?はたまた役者?だれのせいだろうか。未だによくわからず。小池栄子は頑張っているのはわかるけど、演技が下手すぎ。旨が異様に大きいことが手に取るようにわかった。さすがにテレビに出ることだけはある。イエローキャブって全員そうなの!?うれしいが、ちょっと恥ずかしい。さて、我らがとおるちゃん、みごと不発!!なに力んでるんだ。鷲尾イサ子をつれてこい。こっちは夏教師物語からのファンだぞ!!荒川良々、猫背椿は良し。なぜなら、個人的にすきだから、そこにいるだけで良い。片桐はいりはすっごい存在感。顔はそれなりにだけど、体はすごい!!秋山奈津子はなんとなく古い昭和の香りがしていい感じ。そういえば、このお話、希人信仰らしいけど、あの風習は希人でないと思うのだけどどうだろうか。物語的はさらっと流すことでこれ以上ふれないことにしよう。大人計画ってことで、田村たがめですが、良いです。大変良いです。ボーイッシュなところがキッチュで、心の奥底のノスタルジーを刺激します。しかし、個人的には奈津子です。だれがどう言おうと奈津子なんです。見ていただければ、わかります。いや、わかるはずです。わかんないやつは、馬に蹴られて!!

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