シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

デジタル化の波(ーー;)

2010-03-26 01:05:59 | Weblog
 はっきり言って、僕は流行には左右されないタイプです(^^) ですから流行にはとんと疎いのであります。なのでこれまでは頑に、写真と言えば「銀塩カメラ!」を通して来ました。デジカメといえば「衝撃に弱い、水に弱い、ついでに高い!」という先入観があったので、サイクリングで記録用のお供といえば「生活防水」機能のあるオリンパスμ-Ⅲ150と決まっていたのであります。

 ところが最近、僕のこの認識をひっくり返す商品に出会いました。それがオリンパスμ1050 SW です。既に型落ち品ということで、15,800円で販売されていました。カタログスペックを見ると「1050万画素 光学3倍ズーム 防水カメラ(水深3㍍での撮影可) 」とありまして、しかも「落下衝撃耐性(1.5㍍)」なんだそうであります(゜o゜) ちょっとびっくり。もう在庫処分にかかっているということだったので、ここらが底値かなと思いまして、思い切って購入いたしました(^^)

 実は中学・高校の頃にカメラに凝りまして、いろいろ写真など撮って楽しんでおりましたので、「じっくり撮るのなら銀塩フィルム」という信念を持ち続けてはおります。特に引き伸ばした時の再現性能や「光」を表現する能力などはフィルムカメラの方が断然勝っていると思います。が、考えてみれば自転車に乗りながら撮る風景なんぞというものは芸術作品ではなく記録の類いです。多少の画像のざらつきや光線の処理などは二の次、三の次であります。だいたいノーファインダーで撮ることも多いので、構図そのものからして問題外です。そんなカメラなら質より量で勝負でしょう。
 糅てて加えて世の中せっかちになっておりまして、速報性というものも求められます。ま、早い話が「芸術じゃないんだから、さっさと処理してとっとと見せんかい!」というのが時代の要請なんですなぁ(^^) かくして僕のポケットカメラにもデジタル化の波が押し寄せて参りました。

 と言うわけで早速本日(25日)の自転車通勤に持ち込んでみました。雨降る朝の桜並木は、本日の大川端の様子であります(^^) 明日からまた寒くなるんだそうですが、皆さんお風邪など召しませんように。