紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

今日は「紙」の話題です

2016年09月26日 17時27分52秒 | 日記
  今日はグランドゴルフの日でしたが、昨夜の雨で不良馬場・・・でも、ヤルとの電話でした。成績は絶好調?前半の二ラウンドで「ハーさんでも、こんな事も有るの?」と云われた位の不調。後半は、気合いを入れ直して真面目に3つホールインワン!(でも、たまたま運が良かっただけ)
 幸いな事に帰りには土砂降り、13時前迄でした。14時過ぎからジムです。(今日26日、3度目、名古屋からMRJがアメリカ向き出発:北海道・ロシア・米アラスカ州を経由、グラントカウンティ国際空港)
 今日は,酢カブ用・中玉カブと、炒め野菜用・アブラナの種まきでした。写真は庭のサルスベリです。

  2016(1〜7月)紙・板紙および加工紙の「輸入通関」速報(国内需要減なので輸入紙は減る一方です)
「紙」:62万t(前年比84、6%)・・・新聞用紙と、コーテッド紙(商業用カラー印刷紙)は大きく減って70%台です。
「板紙」:18万t(前年比93、3%)・・・中芯原紙(段ボール・中の波打ち原紙)と、コートボール板紙(化粧印刷箱)は100%越えでしたが,外装ライナー(段ボールの外側原紙)は70%台です。

 「台湾の3大製紙メーカー」の特徴・・・何れも「段原紙」中心です(正解です)。又、市場伸びの有る「中国国内での生産量」が多いです。
 1、「正隆」:台湾で163万トン、中国で42万トン、計205万トンの生産能力で、段原紙185万トン、白板紙7.8万トン、印刷用紙8.5万トン、家庭紙3.4万トン。(台湾国内で「紙生産」において圧倒的なシェア)
 2、「永豊余」:台湾で118万トン、中国で51万トン、計169万トン。品種別では段原紙89万トン、白板紙12万トン、印刷用紙45万トン、ティッシュ13万トン。
 3、「栄成紙業」:台湾で40万トン、中国で「120万トン」(上海近郊に12ヵ所の直営古紙ヤード)、計160万トンの生産設備で段原紙のみを生産。売上高は約3,300億円、売上構成は中国が70%、台湾27%、その他3%,・・・このほど、中国で「段ボール生産」を3工場で開始。

 紙でなくて、「自動車」ですが、中国に対する日本メーカーは中国に期待していますね・・・。日本自動車メーカー合計は、「中国」での新車販売が初めて「400万台」の大台を突破するらしく、過去最高の前年比10%増、今後も伸び続ける見通しです。
 日本国内の新車販売の約484万台(2016年度見通し)に迫りました,近々に中国販売が追い抜くかも?・・・其の昔「ゼロに近かった」ですから・・・おおきいです。此の8月:ホンダ・10万6663台。トヨタ・9万5900台・・・(1~8月・累計販売:ホンダ22.7%増75万1千台、トヨタ12.3%増78万5千台)

  日本製紙は今月14日、液体を出せる「紙パック・シャンプー容器」(紙製袋に「専用・機具」を差し込んで使います)、「SPOPS(スポップス)」を開発と発表しました。プラスチック製の液体用袋を「紙」製に変えます。
 もう一つの北米での「紙容器」でのニュース・・・北米では環境意識の高まっていて・・・「容器素材」が「プラスチック」から「紙」へと置き変わりつつあるといいます。
 紙は,今迄「石油関連」商品に大きく食われて来ましたが・・・「紙製」が復活する分野も次第に拡大しつつ有るのです。
 又、 日本製紙は16日、米ウェアーハウザーから紙容器事業を買収すると発表。(買収額は2億8500万ドル(約300億円)人口減やペーパーレス化で国内の紙需要が減少する中、買収によって海外事業の拡大を図るそうです。
 (日本製紙は「紙コップ」用の、「食品用原紙」に強いですが、「紙容器」の分野では「凸版印刷」も強いです)