相鉄-JR直通は今すぐ中止せよ

2019年に相鉄-JR直通が開始されるという。しかしこれには問題点が多い。そもそも相鉄沿線から新宿方面への需要はたかが知れている。相鉄沿線住民のほとんどは新橋、東京方面に向かうはずだ。どうしても新宿に向かいたければ東急東横線と直通すればいいのである。
そしてさらに根本的な問題は、横須賀線内における線路容量不足である。現在、横須賀線は非常に混雑する路線だ。そこにさらに相鉄直通客が押し寄せれば（いくら直通列車が新宿方面に行くからと言っても）混雑に拍車をかけることになる。第一、新宿方面へ向かう湘南新宿ラインは横須賀線より空いているのだから、新宿方面への列車を増やす余裕があるなら横須賀線東京方面列車を増発して少しでも混雑を緩和すべきである。これ以上新宿方面行きを増やしても良いことはないのである。
そもそも相鉄は東急との乗り入れも計画されており、東急、JR双方に乗り入れるのは煩雑極まりない。東急との直通に専念した方がいろいろとすっきりする。
百害あって一利なしの相鉄JR直通計画は今すぐ中止すべきである。