鉄道改善案

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埼京線改善案・ダイヤ案 ー①品川を通るルートを建設せよ、②羽田空港アクセス線西山手ルートの早期開業をー

2021年09月04日 | 関東 JR

埼京線・りんかい線は品川を経由せよ
 埼京線はりんかい線に直通するが、品川駅を迂回するように路線が通っている。これを大ターミナル・品川駅を通るルートに変更すれば利便性が大幅に向上する。具体的には、渋谷-恵比寿駅間で地下にもぐり、品川駅地下を直交、そのまま東京テレポート方面へ向かうとよい。当然ながらりんかい線はJR東日本へ移管すべきである。埼京線-りんかい線直通列車を京葉線舞浜まで直通させれば、東海道新幹線・リニア利用者がディズニーランドへ行く際は品川駅から行けることになり、現在の京葉線・東京駅への「長距離歩行乗り換え」をせずに済む。(そのために舞浜に引上線を設けるべきである。また、一部は西船橋まで直通させてもいい。)



羽田空港アクセス線には毎時6本必要
 羽田空港アクセス線の西山手ルートはりんかい線の大井町から分岐して東山手ルートと合流することになろう。埼京線がそのまま直通することが想定される。現在東京西部から羽田空港への鉄道アクセスは非常に不便だから、本来は西山手ルートを先に建設すべきだった。東京西部には池袋、新宿、渋谷というターミナルが連なり、そこを起点とする東武東上線、西武池袋線、西武新宿線、中央線、京王線、小田急線、京王井の頭線、東急田園都市線、東急東横線、東急目黒線などの路線から羽田空港への需要は非常に大きいと予想される。10両編成であれば毎時6本は必要であろう。

日中も赤羽始発を運行せよ。快速、通勤快速は十条と板橋は通過せよ
 埼京線の赤羽~池袋は日中も非常に混雑しているが、毎時9本しか運転されていない。同様の輸送量の他路線では毎時12本以上が確保されている。明らかに輸送力が不足しているのであり、日中も赤羽始発着の列車を毎時3本運転すべきである。同時に、快速と通勤快速は十条と板橋を通過すべきである。

相鉄への直通は今すぐ廃止せよ
 2019年に相鉄-JR直通(相鉄線~新宿)が開始されたが、ほとんど利用されていない。相鉄沿線から新宿に行く人は小田急線を使うことが多いだろうし、そもそも相鉄沿線から新宿方面への需要はたかが知れている。相鉄沿線住民のほとんどは買い物なら横浜駅、通勤では新橋、東京方面に向かうから、新宿に行く列車を走らせたところで需要など極めて限られている。
 この直通は横須賀線内における線路容量不足をもたらすという根本的弊害もある。コロナ前、横須賀線は非常に混雑する路線であった。コロナが終息して輸送量が戻れば、混雑問題が再燃する。新宿方面への列車を増やす余裕があるなら横須賀線東京方面列車を増発して少しでも混雑を緩和すべきである。これ以上新宿方面行きを増やしても何も良いことはない。
 そもそも相鉄は東急との乗り入れが計画されており、東急、JR双方に乗り入れるのは煩雑極まりない。東急との直通に専念した方がいろいろとすっきりする。どうしても新宿方面に直通させたければ東急東横線と直通すればいいのである。
 百害あって一利なしの相鉄JR直通列車は今すぐ廃止すべきである。


ダイヤ案(池袋~大崎は湘南新宿ラインとNEXも表示)