鉄道改善案

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東武東上線 群馬延伸構想 ー八高線北部を買収して高崎・前橋に延伸せよー

2021年09月04日 | 関東 大手私鉄


(2021年9月更新)

群馬延伸構想

八高線北部を買収して高崎・前橋に延伸せよ
 東武東上線は東京と上州を結ぶという意味で命名されたが、現在寄居止まりである。これは本来の目的を果たしていない状態であり、東京と群馬を結びたいところである。そこで八高線北部を買収して高崎・前橋まで路線を伸ばすべきである。具体的には小川町~群馬藤岡を買い取り、さらに群馬藤岡~山名は新線建設して、山名~高崎は上信電鉄を流用、高崎~前橋中央を建設する。
 これによって東上線は池袋~高崎を結ぶ路線となり、東京-群馬の新たな経路が開拓できる。沿線人口がそこそこいるにもかかわらず、単線非電化でローカル化している現・八高線の沿線が活発化し、東上線の本来の役目「東京と上州を結ぶ」が果たされる。
 副都心線を品川に延伸し、品川~池袋~高崎~前橋に特急「上州」を走らせれば、東京・群馬間の都市間輸送に新たな選択肢が加わる。

伊香保温泉へ新線を
 さらにこの延伸に伴い高崎~伊香保温泉を作るべきである。これによって東京から伊香保温泉までのアクセスが大幅に向上する。特急「いかほ」を品川~伊香保温泉に走らせれば箱根、鬼怒川に続く首都圏第3の温泉地として伊香保が活性化される。「伊香保線」は全線にわたって30‰の急勾配路線になるが、榛名山の山裾から眼下に見下ろす高崎、前橋両市、さらに関東平野まで一望できる本路線は注目スポットとなるに違いない。

上信電鉄を買収して特急を走らせよ
 上記の群馬延伸により東武と上信電鉄は路線がつながる。そこで東武が上信電鉄を買収すべきである。そして山名から上信電鉄に乗り入れる特急「妙義」を品川~新宿~上州富岡に走らせる。東京都区内からのみならず、品川を経由して羽田空港や西日本方面から、世界遺産・富岡製糸場や群馬サファリパーク、妙義山などへのアクセスが大幅に向上する


東武東上線および支線(構想)。東京(品川、新宿、池袋)と群馬(高崎、前橋、下仁田、伊香保温泉)が結ばれる。


(Yahoo地図に加筆)

以上まとめると、以下のようになる。

・小川町~群馬藤岡:JR東日本八高線⇒東武鉄道に移管
・新設区間:群馬藤岡~山名
・上信電鉄を東武鉄道と統合
・高崎~伊香保温泉、高崎~前橋中央を新設
・副都心線を品川に延伸
・品川から渋谷、新宿三丁目、池袋経由で上州富岡、伊香保温泉、前橋中央へ特急列車を運転


特急「上州」:品川~渋谷~池袋~川越~寄居~高崎~前橋中央
特急「いかほ」:品川~渋谷~池袋~川越~寄居~高崎~伊香保温泉
特急「妙義」:品川~渋谷~池袋~川越~寄居~山名~上州富岡(~下仁田)


東武東上線 延伸部分 ダイヤ案 (既存区間は特急のみ表示)

※灰色は通過時刻

池袋~小川町 ダイヤ案




埼玉・群馬の枝線新線構想

東松山-熊谷の復活を
 かつて東松山-熊谷に東武鉄道の路線があったが、廃止されてしまった。しかしそれほど需要のない路線とは思えない。川越と熊谷の間の移動の際には有用である。この区間は復活させるべきである。

埼玉県・群馬県における新線案
 群馬県、埼玉県北部における東武新線構想をいくつか提案したいと思うが、詳細は「群馬県域の東武新線構想」を参照されい。


群馬県域の東武線路線網(東上線系統以外も含む)