日中毎時24本の運転に
銀座線はコロナ禍のどさくさに紛れて昨年日中の本数が毎時12本に削減されたが、そのせいで非常に混雑している。日中も朝ラッシュ時並みの混雑であり、いくら何でも酷すぎる。銀座線は車両が短く狭いため、6両編成でも、20m車に換算するすると4両分の輸送力しかないから、混雑するのは当然だ。
銀座線の通過人員は最大区間(虎ノ門付近)で40万人/日に及ぶ(コロナ前の2015年のデータ)。他の首都圏の路線と比較すると、40✕2.5=100両/時(20m車換算)が必要な計算だ。銀座線は4両分しかないから、毎時25本必要になる。ダイヤのキリの良さも鑑み、毎時24本の運転にすべきであろう。
末広町を2面3線にして折り返しを
しかし銀座線とて全区間混雑しているわけではない。浅草方は輸送量の片減りが激しい。そこで直上の道幅が広い末広町を中線型2面3線に拡大し、一部列車を折り返し可能にすべきである。日中は毎時24本のうち毎時8本を末広町折り返しとすることで、輸送量に見合った適切な本数とすることができる。
【ダイヤ案】