水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

放射化現象に係る投稿(その4:【再掲】地震予兆である地震雲と環境放射能との関係に係る考察)

2013-05-09 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

 '12-12-11、'13-05-09再掲

 別報火山帯活動の活性化に係る記載(4:フィリピン・マヨン火山が噴火 わが国の巨大地震への連動性は?)との関連で下記の地震雲形成が現状わが国の周辺でどのようになっているのか?気になり再掲しました。

 

 地震発生前に環境放射能が低下する「爆縮現象」に着目して、

 放射能の影響を原点として、個人的な観点で、
さまざまな要因・現象との係り整理しています。

 今回のテーマと少しずれるかも知れませんが、砂鉄鉱床が多い地域では地震が発生しやすいのでは?と個人的には思っています。

 一例として [注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?において、メカニズムは不詳ですが、個人的には、自然放射線強度の高い地域を含めた環境放射能が高く、かつ砂鉄鉱床周辺地域では地震発生確率高いのでは?と想っています。

東北地方の三陸明治三陸地震、東日本~房総半島昨近の震度5前後の群発地震、長野県昨年の長野県北部地、兵庫県阪神淡路大震災、新潟県新潟地震、首都圏関東大震災、青森県六ヶ所村昨近の地震など

 参考資料:

引用文献:日本の主な砂鉄産地 井口一幸著〔古代山人の興亡〕よりhttp://www.geocities.jp/tyuou59/satetu.html

 環境放射能として自然放射線強度の高い地域もあげられます。

地異に係る記載(自然放射線強度の高い地域周辺の特異現象によれば、

  「全国の放射能濃度一覧」(http://atmc.jp/)


自然放射線マップ


  (google画像検索から引用)

- 日本地質学会 - 日本の自然放射線量
http://www.geosociety.jp/hazard/content0058.html#map



 (この全国の自然放射線量は地質の組成から試算されたもの。)

  加えて、地震の発生しやすい地域と思われる地下水の放射能汚染もあるようです。

環境中の水の性状異変に係る記載(その1:地下水の放射能汚染はどのようにして起こるのか?)の引例の記載によれば、

「・・・日本の地下水源から出る放射能分布地図発見!」

http://quasimoto.exblog.jp/19238315(一部割愛しました。)

「・・・アメリカには実に興味深いサイトが存在することを発見したヨ。それは、「地下水から出る放射能を測定しそれを地図にすることのできる」ものである。本邦初公開。おそらく日本人でこのサイトに気づいたものはその筋の専門家くらいだろう。以下のものである。・・・

 

 

 

・・・日本全国の地下水がところどころかなりの放射能を出していることが検出されているのである。これは驚くべき事実である。・・・

これは何を意味するか?

そう、その地域には原子力発電所があるのである。・・・」という。

  地震雲については、既報地震(含む津波)予知・予兆に係る記載(その4-2:地震雲発生メカニズム)の引用文献の記載では、

「・・・地震雲による地震予知について・・・
(一部抽出しました。雲のモデル図の一部は割愛しました。本文参照)
地震雲とはどんなものか 
「地震雲とは、地震発生前後に出る特異な雲のこと全般のことをいうようです。  一言に地震雲と言ってもいろいろな種類があります。

筋状地震雲1


 飛行機雲と間違えるかもしれないが、飛行機雲とは違って長い時間上空に留まっている傾向がある。雲の流れで震源の方向がある程度予測でき、雲の長さで地震の規模を推定できる。 巨大地震の前には、地平線から地平線までの長い筋状地震雲が現れる。また、筋雲の数も1本だけでなく幾本も現れることがある。 日本海中部地震の数日前に図のような地震雲を発見し、東北から南西にかけて長い筋雲が1時間以上滞空した。
筋状地震雲2
 
放射状に出現する筋雲で、震源方向から広がるように移動する。これも雲の長さで地震の規模が予想でき、地平線から地平線まで届くような雲が出れば、大地震の可能性が高い。98年8月29日の東京湾地震の数日前には、図のような雲が空を一周して、同心円の中にいるようになってました。
断層状地震雲
 まるで空を二分するような雲で、一見してすぐに異様な雲だとわかります。空と雲との境目がはっきりするほど地震の規模が大きく、空一面に出れば大地震となります。阪神大震災の数日前に京都の亀岡で、空が半分に割れたような雲を見て、大地震が起こると判断しました。
うろこ雲状地震雲
 よく秋の空に出る鱗雲、しかし鱗雲は地震の前兆であることも多いのである。
鱗雲が図のように断層状になっていたりすると、地震の前兆だったりすることが多かったようです。これも、鱗雲の流れる方向で震源の方向が予想できました。雲が空全体の占める割合で地震規模も予想できますが、低気圧の前などにも空全体に現れることもあり、地震雲と見分けるのは難しいかもしれない。
波状地震雲
 空の雲の固まりが波状になっていたり、帯状の雲が波状になっていたりすると、地震の前兆だと思われます。一見して不気味な空だとわかりますので、見分けはつきやすい地震雲だと思います。この雲も、雲の進行方向で震源の方向が予想できましたし、雲の大きさや、波のきめの細かさで震度が予想できました。波のように見えるのは、海洋型地震の前兆のためという説もあります。
竜巻状地震雲 

 竜巻状や、竜状、蛇状など、これも一見して不気味な雲とすぐにわかる形状をしております。震源地から竜巻が吹き出すような感じの写真が、阪神大震災の前に撮影されて、その写真がよく報道されたのでご存じの方も多いと思います。また、竜が空を泳いでいるような雲を、大地震の前に目撃された例もあるようで、これが出ると近くで大地震が起こる可能性があるので、このような雲を見たら注意しましょう。
 上記に述べた以外にも、地震の前兆となる気象現象はいろいろあります。  朝焼けや夕焼け、月などが異様に赤くなる現象(赤化現象)や、ふつうと違う虹などが挙げられます。  ただし、上記のような雲は低気圧や前線が近づいてくると同じような雲が見られます。そのような雲との見分け方については経験に頼るしかないので、日頃の観察を続けるしかないでしょう。・・・ 本当に大地震の前には、一目見ただけですぐに「おかしい」雲だとわかりますので、そのような雲が現れたら、身近で動物たちが異様な行動をしていないか等のチェックをした方がよいでしょう。  また、いつ阪神大震災のような巨大地震が襲ってくるかわかりませんので、地震に対する備えが重要です。」詳しく見る>>・・・」という。

 上記の引用では環境放射能が雲の発生形態に及ぼす影響については言及していませんが、朝焼けや夕焼け、月などが異様に赤くなる現象(赤化現象)や、ふつうと違う虹などは環境放射能によって大気中のエアロゾル励起されて発光しているのでは?とも思われます。

詳しくは既報>>放射化現象に係る投稿(その3:地震予兆としての異常発光現象と環境放射能との関係)のメカニズムなのかもしれません?

 もうひとつの引例でも環境放射能と砂鉄鉱床については言及していませんが、「・・・地震が発生するときには、凄まじいエネルギーが放出されるわけですが、これは地震が発生したときだけに放出されているだけではありません。地震が発生するまでにも、岩盤が圧縮されて少しずつ崩壊していくのです。
 その岩盤が崩壊するときには圧電効果や摩擦により電荷が発生します。そのエネルギーは大きいもので雷の何百倍になるといいます。  そんなエネルギーが地中で発生すると、地面を伝わり、一部は地表に達します。地表に達したエネルギーは大気に放出されて電荷を帯びたイオンとなります。そのイオンが大気中の水分と結合し雲となると考えられます。
 また、電気エネルギーが発生するということは、同時に磁力や、電磁波、熱、光、音響などが発生することが予想されます。
 
地震雲以外での地震予知の項目で説明しますが、地震前の発光現象や、地鳴り、動物の異常行動などの奇怪な現象も、地震によるエネルギーの放出で説明できてしまいます。 左図のように、地中で起こった地震の前兆の岩盤の崩壊による電気エネルギーが、地中を伝わり、地表から飛び出したものが、大気中の水蒸気と結合し、結晶化して雲を作り出していると考えられます。  地中の電気エネルギーの伝わり方により、さまざまな形の雲を作り出していると思われます。

 ・・・」詳しく見る>>                             
」という。

地震雲はどのような環境で発生しているのか?

既報、天変に影響する要因に係る記載(大気圏での放射性物質分布)によれば、

<大気圏に存在する物質>
:約12000m(約12km)高さまで
水蒸気:~約100km(~数%の水蒸気濃度)
オゾン:地表~約60km(主に成層圏(約10km前後)
火山灰:~約10km?(山の高さ、噴火規模によって変化)
砂塵:~約3,000m~上限(?)
 ・黄砂 砂漠などから砂嵐によって飛散  
放射性物質(放射能):
  ・自然環境放射性物質岩石などの風化塵
 ・核実験、原発の残留放射性物質の風化塵
(放射性物質:黄砂などに吸着していれば、3000m前後???)

 まえがきが長くなりましたが、

 今回は地震の予兆といわれる肉眼で見える天変現象である地震雲を環境放射能との関係に着目して採り上げて、

 その発生メカニズムに対して既報に記載した宇宙、太陽からの放射能の影響、および地球内部地殻からのニュートリノ  、ラドンなど環境放射能はどのように作用しているのか?考えてみました。

 以下、妄想を含めながら記録していることを予め断っておきます。

 (個人的な見解)

一般的に、水蒸気が大気中のエアロゾルを凝結核として水滴化して形成されていますが、わかりやすい例として人工降雨剤はエアロゾル化して大気中に散布されています。

参考投稿: エアロゾルに係る投稿 ( '11-03ー23~ '12-07ー14)
(2012-07-15 06:43:09 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連)

地球環境には、さまざまな「エアロゾル」が存在しています。

「・・・ 気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子をエアロゾル(aerosol)といいます。・・・粒径についていえば,分子やイオンとほぼ等しい0.001μm=1nm程度から花粉のような100μm程度まで約5桁にわたる広い範囲が対象となり・・・最近では,地球温暖化や酸性雨,オゾン層破壊など,地球環境問題におけるエアロゾルの役割などが注目されています。よりよい地球環境を子孫に残すためにも,エアロゾル粒子の大気環境に及ぼす影響の解明が急がれています。・・・」という。

上記引例の図中に記載されている「地面から放出されるイオン化粒子」の正体は不詳ですが、電荷をもったエアロゾルに相当すると想われます。 

 また、エアロゾルの一種である人工降雨剤の組成としてヨウ素化合物などの人工降雨剤が使用されています。
「・・・地球環境の改善を目的としてヨウ化銀、ヨウ化銅のエアロゾルは人工降雨剤として利用されています。続きを読む>>」という。

 環境放射能のひとつである放射性ヨウ素、セシウムなどのエアロゾルも地震雲の形成に影響しているのだろうか?

 地震予兆である地震雲の形状は凝結核として作用するエアロゾルの分布状態が環境放射能、および大気イオン、オゾンなどの作用によって、一般的な雲形と異なって空に顕われているのではと個人的には思われます。

 地殻、大気圏、成層圏に存在するさまざまな物質からなる凝縮核エアロゾルの存在状態電荷的および磁気的に変化させるメカニズムに対して、下記の要因が何らかの影響をしているのかと現状、推察されます。

1)地磁気の変動、電離層の崩壊などによって巨大な爆発現象「太陽フレア」接近など宇宙からの放射性微粒子、電磁波放射線の大気圏への侵入

2)大陸移動に伴う地殻変動によって発生する電荷、イオン、オゾン、地面から放出されるイオン化粒子(上記引例)の増加

3)海底火山噴火による水蒸気爆発的に水を含んだ微粒子状の火山灰エアロゾルの地上、大気圏に間歇的かつ方向性をもって噴出

4)地殻内部の核反応に伴う環境放射能(アルファ線、ベータ線、ガンマ線、ニュートリノ、・・・)

5)地球温暖化、もしくは原発、核実験に由来する環境残留放射能からの崩壊放射線の発熱による海底近傍の海水温度上昇に伴なうメタンハイドレイドからのメタンの化学的な解離、海水からのCO2のガス化

⇒上記の海底火山噴火などによる物理的に形成された亀裂、地球温暖化による海水温度上昇に伴なうメタンハイドレイドからのメタンの化学的な解離による空隙、および環境放射能からの崩壊放射線の発熱による水の表面張力、粘度の低下に基づいて海底地殻内部への水の浸透を増してマグマを刺激して水蒸気爆発を間歇的に発生させて、引例に記載されている地震雲を誘発しているのか?加えて地殻中の微生物など生態系の損壊によって地盤強度を低下させて亀裂が発生している可能性があるのではと妄想しています。

 プレートテクトニクス(大陸移動に伴う地殻変動による亀裂 ⇔微、小、中地震
                     ↑↓ 

 環境放射能による海底地盤強度を低下    ⇔    比較的大地震
  (亀裂・空隙、ラドンの増加)               (地震雲、電波ノイズ)
 

現状考えられます。

上記の引例の雲の形状は通常の雲の形成とは異なり、異常な筋状、断層状、うろこ状、波状、竜巻状とのことから、放射性?のエアロゾルを凝結核を含む水滴を大気中に噴出させているのだろうか?

  しかし、周辺地域の放射能強度が高いのに、なぜ環境放射能が地震前に低下する「爆縮現象」が生ずるのか個人的にはよくわかっていません。環境放射能もしくは放射能が吸着したエアロゾルが水滴に含まれて地上近傍から上空の雲となる過程においてガンマ線を発生させる放射能が一時的に低下するのだろうか???

  また、地震前にラドン、ニュートリノなど環境放射能が大陸移動に伴う地殻変動による地殻の亀裂、空隙を移動して地下水中に増加することによってその崩壊熱によって間断的に水蒸気化して 地震雲が形成されているのでしょうか?

 既報に記載した宇宙、太陽からの放射能の地震雲に対する影響について現状はよくわかっていませんが、地磁気を変動させて大陸移動に伴う局所的な地殻変動を活性化しているのみなのか?火山帯、プレート近傍の局所的な大陸移動がなぜ起こるのか?不詳ですが、基本的な問題なのかもしれません。

 また、上記の地震発生し易い砂鉄鉱床周辺など地質(電荷、磁性)によって宇宙、太陽からの放射能微粒子、地殻内部の核反応に伴う環境放射能を呼び込みやすいのだろうか?

<放射能の地震雲に及ぼす影響の現状考察>

1)地下マグマもしくは環境放射能の崩壊熱による熱的な効果による間断的な、もしくは方向性をもった突沸的な水蒸気発生

2)地震雲形状には水蒸気に含有された周辺の放射能単体、もしくは放射能が付着したエアロゾルによる凝縮核としての効果

が推察されます。 

 

 

 

 

 

 




火山帯活動の活性化に係る記載(4:フィリピン・マヨン火山が噴火 わが国の巨大地震への連動性は?)

2013-05-09 | 火山活動の活性化

'13-05-09投稿

既報「エアロゾル」に係る記載(その5:火山灰の温室効果)
2011-02-01によれば、
 
火山活動は地下マグマの活性化を伴い、噴火を引き起こして温室効果を促して、異常気象を引き起こすことは古くから言われています。

火山噴火といえば、
古くは、わが国の火山帯に位置する箱根連山、富士山。新しくは桜島、昭和新山、浅間山、三宅島、ごく最近の霧島新燃岳などが挙げられます。
 通常、箱根の大涌谷ように数多くの場所において各種の成分を含むエアロゾルガスが大気中に噴気しています。
 
 出典:独立行政法人 防災科学技術研究所 自然災害情報室 




 最近、5月にはいってからM5以上の中規模地震は福島沖では小康状態を保っていますが巨大地震の前兆か?とも言われ、
 昨4月には淡路島、三宅島、鳥島など従来の東日本沿岸に加えて環太平洋火山帯の大陸プレート境界地域周辺にて、原因不明の中小規模地震が多発しています。

 昨今の三宅島、東京での群発地震など4月のわが国での連発状況。


 また古くから環太平洋火山帯周辺地域での地震連動性が言われており、

既報にて、台湾中部でマグニチュード6.5の中規模地震 発生 次はどの地域か着目したい。(2013年3月27日)と思っていましたが、
ツイログTomo Matsuo @tomatsuo によれば、「バヌアツでM7.1の地震が発生。 バヌアツで地震が起こると日本にも地震が起こるというのが、昔から有名な話ですね。東日本大震災や中越地震のような大地震の前後には必ずバヌアツで地震がありました。」という。
関連投稿:
地震および津波に係る記載(その44:三宅島近海でM6.8、引き続いて宮城県でM5.8、震度5弱)

(2013-04-17 )

 

 火山活動に着目していた矢先、
規模は小さいがフィリピンで火山噴火したという。


フィリピンで火山噴火、外国人登山者ら5人死亡
http://www.cnn.co.jp/world/35031729.html

2013.05.07 Tue posted at 17:54 JST
「(CNN)
 
 フィリピン北部ルソン島のアルバイ州にあるマヨン火山が7日朝に噴火し、災害対策当局によると、ドイツ人登山者4人とフィリピン人の案内役1人が死亡した。

当局によると、噴火当時27人の登山者がいて助けを求めたという。州知事によると、5人は岩にあたるなどして死亡。そのほか、オーストラリア人を含む7人が負傷したという。

フィリピン火山地震研究所によると、小規模な水蒸気爆発が起きたとみられる。爆発は約73秒間続き、500メートル上空まで灰が噴出した。

当局は爆発がいつ起きてもおかしくないとして、周囲6キロの危険区域に入らないよう勧告した。

フィリピンにある50以上の火山のうち22が活火山とされる。マヨン火山はその中で最も活動的。前回は2010年に噴火し、数千人の住民が避難を強いられた。」

⇒バヌアツ、ソロモン、台湾、四川の地震、および、今回のフィリピンの噴火とわが国との地震・噴火との連動性は??が個人的に不詳につき気になるところですが、

既報の引例によれば、
これらの熱の通り道が地震の多発地域とも重なってきます。

この熱の通り道は、「角田史雄著『地震の癖』表紙」リンクにあるように、深くは南極近くから始まって上昇し、ニュージーランドの南域で三方に分かれる。地中海方面へ向かうルート、南米のチリへ向かうルート、アジアに向かうルート。
アジアルートはさらに、3ルートに分かれる。 ①スンダランド(ジャワ)→スマトラ→四川→黄河流域というルート ②台湾→九州→西日本→信州・東北と日本列島を貫くルート ③マリアナ諸島→伊豆諸島→日本列島へ入るルート

があるという。

 火山帯周辺での大小さまざまな地震、火山噴火は連動的に引き起こすトリガーとなる可能性を秘め、たかが他国の問題と見過ごしてしまうこともあると思われます。
参考投稿:
火山帯活動の活性化に係る記載(その2:地震を誘起するというマグマ活性化のメカニズムの調査に係る雑感)
(2013-04-15)
火山帯活動の活性化に係る記載(その3-2:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の調査)
火山帯活動の活性化に係る記載(その3-3:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の追加)

 2011年2月の霧島新燃岳の噴火1ヶ月後には3.11東日本大震災が発生したこともあり、
 また、ロシアの地震学者の巨大地震予測、および環境湿度が低く地震が起こり易い5月とも想われ、ピンポイントの地震予知は不可能な現状、 四六時中杞憂していても、詮無きことですが、何事もないことを祈っていますが、太陽フレアピークの5月とも重なり、なんとも不気味な昨今です。

 参考投稿:
地震および津波に係る記載(その46:【注目】巨大地震の発生は環境湿度が低いと発生し易いのだろうか?)
(2013-04-22)
地震および津波に係る記載(その49:地震規模および発生数と季節との関連('12-10-01~ '13-04-30))

(2013-05-04)

 


四川地震 日本人の多くが同情しているのに韓国人は不幸を喜んでいると中国のネットの一部で非難?という。

2013-05-09 | 地震・津波関連

'13-05-08投稿

 既報で記載しましたが、4月20日中国 四川省で5年ぶりに地震が発生して、前回2008年の大地震(M8・0)と比べて、M7の割には震源近くの村、軒並み倒壊という甚大な被害を蒙りました。
 この震災に対して中国のネットの一部で韓国人は喜んでいる?と非難しているという。

【桜井紀雄の劇的半島、熱烈大陸】四川地震でなぜか韓国人非難、韓流グループも標的 - MSN産経ニュース
URL:sankei.jp.msn.com/world/news/130506/chn13050607010000-n1.htm
登録日時:2013-05-06 07:23

「中国四川省雅安市で4月20日に起きた地震をめぐり、中国のインターネットの一部で、「日本人の多くが同情しているのに韓国人は不幸を喜んでいる」との書き込みが現れ、韓国人批判が起きた。地震当日、韓流アイドルグループのメンバーの誕生日を祝ったとしてネットユーザーとファンとの間で非難合戦も発生。なぜ、地震とは縁もゆかりもない韓国人が突如、中国人の怒りの標的に挙がったのか。

「領土で争う日本人は同情しているのに…」

  地震発生直後から中国の複数のコミュニティーサイトにこんな書き込みが目につき始めた。

 「韓国人は世界で最も醜悪な民族だ。もともと中国の属国で、いまは米国の属国。主権もない」「韓国人が嫌いだ。(北)朝鮮がよっぽどましだ」「(韓国を)中国の朝鮮省にしてしまえ」

 韓国人を蔑称の「棒子(パンズ)」と呼んで非難する複数のスレッドが立ち上がったのだ。韓国のサイトから引用したという韓国語で書かれた四川地震を受けた次のような書き込みが原因だという。

 「あまりに痛快だ。中国のやつらがやられて気分がいい」「中国人が絶滅してこそ地球が長続きする…万歳、万歳、万歳」

 これら四川地震を揶揄(やゆ)する韓国語の書き込みをわざわざ中国語に翻訳したものが転載されて一部に広がり、中国ネットユーザーの怒りを買ったようだ。

一方、地震を受けた日本語の書き込みと韓国語の書き込みの翻訳を対比するスレッドも複数見られた。

 韓国語サイトからは、不幸を喜ぶような書き込みが抽出される一方、日本語サイトからは、「たとえ嫌いな国でも震災があれば支援すべきだ」「中国人が大嫌いだが、日本は迅速な対応で一人でも多くの人を助けてあげて」といった「嫌いだが、助けるべきだ」との趣旨の書き込みが抜き出されている。

 その結果、「日本とは(尖閣問題で)領土を争っているが、そうでない棒子がなんでこうなんだ」と火に油を注いでいる。

 なんだか韓国憎しの意図的な抽出と思えなくもない。

 「不幸を喜ぶ者はどの国にもいる」とのツッコミも見られたが、何を根拠にしてか「四川地震のニュースに対する韓国人の書き込みの3分の1が不幸を喜んでいる」との主張まであった。

ファンの自殺騒動まで

 中国でも人気の韓流アイドルグループ「EXO(エクソ)」もバッシングにさらされた。

 EXOは韓国人8人と中国出身の4人からなる男性グループで中韓両国に分かれ、活動している。このうち中国で活動するメンバー1人の誕生日が地震が起きた4月20日だった。ファンらが祝福するメッセージを送るなどしたところ、中国のネットで「不謹慎だ」と非難が巻き起こった。

誕生日のメンバーは中国籍だったが、韓国人メンバーも十把一からげにして「EXOは全員死んでしまえ。ファンが葬儀に送り出してくれるよ」と中傷する書き込みが現れた。

 これに対してファンの一人が「死ぬのを見たいなら」とリストカットした跡のある腕の写真をネットに掲載。ほかのファンらも「まだEXOの悪口を言うなら私たち全員リストカットしてやる」と極端な書き込みに走った。

 さすがにやり過ぎだとバッシングの自制を求める声が上がったが、「親に申し訳ないと思わないのか」とファンへの批判も出た。

5年前もあった韓国人バッシング

 韓国人非難は2008年5月の四川大地震でも起きた。韓国のサイトに「ざまを見ろ」と書き込まれたとして中国のネットが炎上した。

 その後の北京五輪では中国側が秘匿していた開会式のリハーサルのもようを韓国のテレビ局がスクープし、「平気で盗撮する恥知らずの国民だ」と嫌韓感情を増幅。五輪の野球日韓戦では、「棒子をやっつけろ」と一斉に日本を応援する現象が起きた。

 一方、日本に対しては、日本政府が当時、救助隊を送ったことに「日本は嫌いだったが、心から感謝したい」と好印象を表明する中国人が相次いだ。

 今回の地震でも「震災対策先進国の日本に学べ」「今回も日本の救助隊を受け入れるべきだった」との書き込みが目についた。こと地震に関しては、日本に対して好印象が持たれることが少なくない。


日本では「同情論が多い」と決め付ける背景にもこうした経験があるようだ。

 ただ、「不幸を喜ぶ」といった韓国の書き込みもわざわざ韓国サイトから翻訳して抜き出しており、地震をきっかけに突然、火がついたというより、もともと土壌として“嫌韓”があると言わざるを得ない。

韓流あるかぎり…

 地震をめぐる韓国批判の書き込みには、「棒子は、遼東半島が高句麗時代からの固有の領土だ、漢方医学は自分のものだとみなし、孔子まで(自分の祖先だと言って)奪おうとする」と非難の理由が挙げられているものがある。

 「韓国人は祖先が活字印刷術を発明した。韓国人の祖先には老子もいる。韓国女性がきれいなのは、(中国古代の絶世の美女とされる)西施も彼女らの祖先だから。甲骨文字も韓国人が発明した…」と羅列した書き込みもある。

 東洋文化の多くが韓国人が起源だとする韓国の強弁は日本でも知られているが、これら列挙されたものは、ネットを通じて中国に拡散し、中国人の怒りのタネになっている典型例だ。

 そもそも、これら文化衝突から来る嫌感意識があり、サイトで中国の不幸を喜ぶような書き込みを見つけようものなら「つるし上げるぞ」という素地があった。

 証拠に、不幸を喜ぶ書き込みを見つけて「好きだった韓国が急に嫌いになった」との声はなく、いずれも「韓国がいっそう嫌いになった」と記されている。

 さらには、韓国語の不幸を喜ぶ翻訳文を添付した後に「それでもあなたは韓国の追っかけをするのか」と韓流ファンに突き付ける書き込みもある。

「韓国はドラマばかり撮っている暇人だ」といった中傷のほか、「韓国を神のようにあがめるやつばかりだ」と韓流アイドルやドラマのファンをあげつらうものも複数見られる。

 つまり非難は直接、韓国人にぶつけているというよりむしろ「哈韓族」(ハーハンズー)と呼ぶ韓流追っかけの中国人たちに向けられているともいえる。EXOバッシングも、EXOメンバーらに対してというより、ファンの行動を非難した波にEXOが巻き込まれたようなものだ。

 韓流ドラマやアイドルは日本に勝るとも劣らないほど中国を席巻している。一連の韓国人非難は、そのような韓流ブームをつね日頃快く思っていないネットユーザーが引っ張り出した騒動だと考えられなくもない。

 裏返せば、中国で占める韓流の大きさがあり、中国で韓流ブームが拡大すればするほど、今後も突如、韓国人バッシングが巻き起こる現象は避けられそうにない。(外信部記者)」

 ⇒一連の韓国人に対する非難は、韓流ブームをつね日頃快く思っていない一部のネットユーザーが引っ張り出した騒動というが、既報にも記載したように、四川省を含めた中国での水不足、大気汚染、水汚染に加えて四川 M7地震に苛まれている中国の人々の気持ちの表れなのだろうか?いち早い復旧を祈ります。