テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

韓国料理 あん

2010-11-27 08:33:07 | 中華料理・エスニック料理
 韓国支援シリーズ、というわけでもないのですが、立花橋のたもとの「あん」にいきました。韓国料理のお店です。「もぎたて」でも紹介されていました。



 当日、予約なしで行ったのですが、席数が少ない上に人気店のようなので、予約は必要だと思われます。われわれは、予約のお客さんが来るまでということで、入店させてもらいました。



 定番のキムチ(300円)。韓国本国では、ただで出ますが、日本風にお金を取ります。さすがに、いいつけ具合です。



 牛肉もやし炒め(550円)。甘めのタレで炒められていて、韓国のプルコギを思わせるような味つけでした。



 途中から、マッコリ(1500円)に転じました。お店の中はちょっとせまくて、きれいとはいいがたいです。しかし、女性客も韓流ブーム(少し古い?)のせいか、来店しているようです。



 牛スジ煮込み(500円)。これは、日本の居酒屋料理みたいな一品でした。




 時間が限られているので、ぜひ食べてみたかったソルロンタン(700円)へ突入。白濁したいいスープがとれていて、美味です。煮込まれているお肉も、プルプルのやわやわ。韓国で食べたソルロンタンを思い出しました。まさに、本場の味というものでしょうか。



 次は、ちゃんと予約をしてこようと思いました。今年は、1度も韓国に行くことがなかったのですが、この「あん」に来て、また韓国へ行きたくなりました。砲撃騒ぎで、日本からの韓国ツアーとかには影響がでているんでしょうか。

「あん」 松山市河原町139 090-7783-9143

四川飯店(麦酒晩餐後期)

2010-09-25 08:58:46 | 中華料理・エスニック料理
 いつまでも暑いと思っていたら、だいぶすごしやすくなってきて、「四川飯店」の麦酒晩餐も期間終了がせまっていました。まだ後期メニューを食べていないので、あわてていってみました。シーズン終了前のせいなのかどうか、1人3500円に値下げされていました。ちょっとトクした感じ。



 前菜として、タコの葱塩ソース。タコはプリプリ、あっさりしたソースで食欲がわいてきます。



 牛肉とニンニクの芽のピリ辛炒め。ピリ辛とありますが、ほとんど辛さは感じません。



 3品目で、はやくもやってきたマーボー豆腐激辛。辛くなくちゃ、マーボー豆腐ではないからね。身体中が夏に逆戻りで、汗がでまくります。



 これまた必ず頼むエビチリ。残暑。



 ホイコーローを「四川飯店」で食べるのは初めて。街の中華料理店では、豚肉の薄切りでつくってあるのがふつうだと思います。「四川飯店」では、角切りをつかっていたのが新鮮。炒める前に、油通しでもしたのでしょうか、豚肉の表面がカリッとしていました。これはおいしいです。品書きに載っていたら、必ず頼むことにしよう。



 青菜と蟹の塩味煮込み。想像していたのと違ったものがでてきたので、ちょっととまどいました。とろみのあるスープ状のものでした。辛さでピリピリになった舌を癒すのにはちょうどよかったです。



 いつものように、ビールから紹興酒に切り替えました。



 だいぶお腹が太ってきた(伊予弁)ので、軽く肉シューマイ。



 麺類は五目冷麺にしてみました。これは、昔ながらのしょうゆだれのふつうの冷し中華でした。



 五目チャーハンは、さすがにパラっとしあがっていておいしいです。



 デザートは、お約束の杏仁豆腐。これは、「豫園」のもののほうが、コクがあっていいかな。



 ということで、またまた食べて飲んでしまいました。これで、本格的に夏の終わりですね。

豫園 プラスアルファ

2010-08-26 09:49:57 | 中華料理・エスニック料理
 高知で、名物の屋台餃子を食べて帰ってきましたが、こちらは中国人の張炳順氏の本格飲茶のお店「豫園」でございます。ひさしぶりにやってきました。



 生ビールのあとは、お約束どおり紹興酒に。



 なんといっても小籠包(520円)を食べねばはじまりません。



 三番町だかの「靜」ではひどい目にあいましたが、ここ「豫園」では、このとおり。皮が破けるなんていうことはありません。「靜」なんか、最初っから破れていましたからね。スープとともに、「あつッ」とかいって食べるのが、小籠包の醍醐味です。



 日本風の焼き餃子(630円)。日本風といっても、やっぱり中国的にニラの味がまさっている気がします。



 生煎饅頭(650円)。饅頭とありますが、包子に近いですかね。



 形が日本人の餃子概念から、かなりずれていますが蒸し餃子(450円)とありました。焼き餃子とは、具をかえているのでしょう、また違った味が楽しめます。



 ワンタン(650円)。



 水晶餃子(580円)。つるんとした食感で、中国ではこのようなタイプの方が主流ではないでしょうか。



 杏仁豆腐(380円)。日本の杏仁豆腐って、けっこうツルンとしてあっさりした感じですが、これは濃厚なお味でした。ということで、小籠包は追加注文をして、飲茶料理を堪能いたしました。場所が、南環状線の朝生田という、街なかから離れたところにあるのが、難ですねえ。



 松山から今治へ自動車で行くと、今治市街地に入る直前、左手に「大阪王将」という看板が見えます。見るたびに、「餃子の王将」のバッタものかい、と思っておりました。このたび、めでたく、そのバッタものが松山に進出してまいりました。あたりまえですが、「豫園」に行ったのとは別の日に、のぞいてみました。



 駐車場に足を踏み入れたとたん、熱気とともにニンニクの匂いにつつまれました。つくる量が多いのでしょう、ものすごい匂いです。近所の人から苦情とかないのかなあ。洗濯物を外に干せない、という感じです。



 餃子定食(690円)を注文しました。ご飯大盛無料なので、もちろん大盛です。餃子単品だと、6個210円ですか。高知の「安兵衛」が7個500円。「豫園」の焼き餃子が6個630円。「豫園」は「大阪王将」の3倍の値段することになります。ここらへん、どういうカラクリで値段が決まるのでしょうか。餃子の適正価格というと、どのぐらいなんでしょう。「豫園」が「大阪王将」の3倍うまいかというと、どうなんでしょう。だからって、いつも210円の餃子でいいか、というとそうもいかず。外食というのは、おもしろいものです。

ラルキー(ピラフ)

2010-08-16 07:19:58 | 中華料理・エスニック料理
 ひさしぶりに「三越」で買い物をしたら、三越カードで代金5%引きというサービスがなくなっていました。松山店が分社化されて、三越本体と切り離されたせいかなあ。経営はだいじょうぶなんだろうか。まあ、そんなことも所詮他人事なんだけど。



 というわけで夜は、暑いときにむしょうに食べたくなる辛いカレーをもとめて「ラルキー」へ。



 ビールのお供は、これです、パパト(260円) 。ちょっと香辛料の風味があって、パリパリの食感がビールにあいます。



 スープ。カレーの味に、トマト系の酸味が加わって美味。



 さて、本日は初注文となるピラフ(820円)。辛さ控えめですが、カレー風味が食欲をそそります。インディカ米でつくったら、もっとパラパラ感がでるのかもしれません。



 いつものスペシャルラルキーディナー(2850円)。タンドリー系の焼き物類が山盛りです。ここらへんで、だいぶお腹が太ってきます(伊予弁)。



 本日は、軟弱に辛さ3のカレーとナン。3でも、脳天から汗が噴き出します。



 暑いので、チャイではなく、ラッシーに。さわやかです。ビールはキングフィッシャーにかわっていました。



 食べ終えると、いい汗かいた、という感じになります。本日は、今までみかけたことのなインド人の店員さんが2人いました。ニセバリ料理を食べたばかりなので、ことのほか本格的なところが、舌にひびきました。


≪閉店≫亜州茶館ロータス

2010-08-14 10:15:04 | 中華料理・エスニック料理
 「松山にはロクな食い物屋がない」と、ことあるごとにおっしゃっている方(もちろん県外出身)が、「あそこはいい」と唯一ほめていたのは、祝谷の「土に水に風に」です。閉店したという噂を最近きいたので、確かめてみると…



 怪しい宗教法人にかわっていました。はやっているようにみえたけど、なぜでしょう。結局1回いっただけだったなあ。しかし、珍しくほめられていた店にかぎって、つぶれるんだから、おかしなものだなあ。



 そこで神々の島バリの料理を出すという「ロータス」にいってみることに。



 建築や置物がバリ風でした。



 内部はこんな感じ。これもバリ風なんでしょうか? 私がバリで入った店は、すべて机と椅子だったので、よくわかりません。



 品書きを見ると、女性客向けか、パスタなんかがあるので、この時点で危険信号点滅。



 東南アジアへ行くと、食べものに対して、辛いとか臭い(要するに香辛料の香り)とかいう文句が周囲の日本人から続出しますが、そんな人たちの口にもあうのがサテー(インドネシア風焼鳥で450円)です。ひさしぶりに食べてみようと思って注文。でてくると、まず色が黄色くな~い。香りも何もありません。しかも、つ・く・ね! なんじゃらほい。その上、ピーナッツを用いたソースをあらかじめぬりたくってあります。サテーじゃなあ~い。



 しかも、日本の焼鳥じゃないんだから、皿でだすなよなあ。これは、私がバリから日本に持ち込んだサテー専用の器です。自分の家で食べる時だって、こうして雰囲気をだそうとしちるんだからなあ。



 つづいてアヤムゴレン(480円)。手羽先の唐揚げかい。香辛料の味がな~い。



 つづいてナシゴレン(インドネシア風焼き飯・880円)。色が赤くな~い。サンバルという真っ赤な調味料を入れてつくるから、どこででてきても赤いのに…。全然辛くな~い。しかも、なぜに温玉? ふつうはカリカリに焼いた目玉焼きでしょう。



 最後にヴェトナムの麺料理のフォー(880円)。麺はコメからつくった麺のようです。これはよし。出汁はどうでしょうか。牛出汁だとフォー・ボー、鶏出汁だとフォー・ガーだったと思います。はたしてこれはどちらか…。う~ん、カツオ出汁かよお。しかも、またもや温玉登場。そして、牛肉でも鶏肉でもなく、なぜか煮豚が具につかわれていて、これがまた松山風の味つけでアマ~い。



 何から何まで、とぼけた料理の総進撃でした。バリにいったことがないという人が、「こういう感じか」と雰囲気を楽しみにいく分にはいいかもしれません。現地の味を松山でもたのしもうと、バリに行ったことのある人が行くと、必ずや期待は裏切られることでしょう。