クレピス～空港通りの食堂

　旧空港通りにある「クレピス」さんです。実は初めてです。街中から遠いし、「もぎたて」でとりあげられたとかいう話も聞かないし、情報誌の類にも宣伝を載せないようです。そんなことをしなくても、常連さんがついているから続いているのでしょう。



　ということで、品書きをしげしげと見ました。ステーキなんていうのもあります。



　定食類から丼類、カレーまであって、料理構成は田舎の食堂風のなんでもありです。



　常連とおぼしき人たちは、品書きも見ずに即決でここらへんのランチ類を注文する人が多いようでした。



　さて、私はといえば、ちょいと奮発して焼肉とエビフライ定食（１０５０円）にしてみました。味噌汁は、アマ～い松山味。



　焼肉は想像していたのと違って、ちょっと厚みのあるお肉で、やや硬め。味付けは、この種の店の常道で濃いめです。エビフライのころもがやけに黒っぽかったので、揚げすぎでカチカチなのでは、と最初は思いました。食べてみるとそんなことはなくて、ふつうのサクッとしたころものエビフライでした。



　値段のわりには満足度が低かったのですが、かえって他の人が食べているものがおいしそうに見えました。選択を誤ったのかもしれません。機会があれば、他の品を試してみることにしたいと思います。

銀次郎～昼の御膳

　「三越」裏の「銀次郎」へ。



　店内には、いつものように春の小川が流れています。この雰囲気に惹かれて、お客はいつものように妙齢のご婦人方ばかり。



　品書きの一部。



　ご一緒した方は、桶盛御膳（１２６０円）。



　エビのてんぷら、サケの照り焼き、鯛とサケのお造り、明太子入りの玉子焼き、大根のあえ物、冷奴など。このように何品も並べてあると、奥様方は心そそられるのでしょう。



　私は謙虚に週替わり御膳（１０２９円）。



　週替わりの２品のうち、１つは豚肉ともやしの炒め物。こういう居酒屋系のお店の常として、濃いめの味つけなのでご飯が進みます。おかわり自由なので、もちろんごはんのおかわりをしました。



　それから、エビとししとうの天ぷら。エビちゃんは、大きめ。サクッと揚がっているけど、ゴマ油の香りはしませんでした。



　奥様方受けするのは、このコーヒー付きの点でしょう。



　私どもが食べ始めた時に、コーヒーをすすっていた女性たちは、私たちが退散する頃になっても、まだまだおしゃべりに花が咲いていました。女の人って、話すことが多いんですねえ。

≪閉店≫中華厨房 友～ご飯・スープお替り自由

　北条に向かってぬけていく１９６号線沿いにある「中華厨房 友」に入ってみました。典型的な大衆中華の店構えです。



　さて、日替わりの定食を見ると、中華っぽい料理と日本の大衆食堂の品が混交していて、まさしく大衆中華。火曜とか土曜とかに心惹かれるものがあります。しかし、本日はチェスタトンの「木曜の男」ならぬ月曜の男だったので、春雨と白菜の辛子煮と一口トンカツです。



　春雨と白菜の辛子煮は味が濃いので、ご飯が進みます。トンカツも、お肉がやたら固いとか、筋張っているというようなことはありませんでした。



　そして、そして、ご飯とスープは「お替り自由」。ご飯のお替り自由はありますが、スープも、というのは意外と珍しいのでは。もちろん、ご飯もスープもお替りしました。辛子煮があったので、ラクにいけました。



　６５０円でお腹パンパン。食べすぎです。北条方面に行く用が、火曜・土曜にあれば、また寄ってみたいところです。

上田屋～昼は定食屋 夜は居酒屋

　萱町商店街をずうっと南に向かって行って、商店がまばらになったところに、こんなお店あったけ、というお店がありました。



「昼は定食屋 夜は居酒屋」の幟が立っている「上田屋」さんです。



　カレーも始めたとのこと。カレーは大好きなのですが、松山の場合、はずれ（甘すぎ）も多いので、無難な定食にしました。



　お店はカウンター席に、座敷席。５０代～６０代ぐらいの女性が２人でやっていました。



　Ｂランチ（７００円）です。ごはんは、お茶碗が円錐形ではなくて円筒形なので、見た目以上に量がありました。



　唐揚げ、白身魚フライ、プレーンオムレツです。唐揚げは味付けが薄めです。白身魚フライは、大きめ。プレーンオムレツは、定食用にあらかじめ焼いておくのかな。冷めていて、ふんわりしていなくて、平べったい、なんか変わったオムレツでした。



　こちらの煮物は、むしろ居酒屋用の品かな。閉店近かったせいでしょうか、おまけで出してくれました。ありがとうございます。



　おなかいっぱいになりました。機会があれば、他の品も試してみようと思います。誰か、カレーの味を確かめてくれないかなあ。

「上田屋」　松山市萱町１－４－１　　　０８９－９２１－９５７０

矢乃矢～カキフライ

　三津のとんかつ専門店「矢乃矢」さんです。以前食べたとんかつがよかったので、この日は、カキフライを食べにやってまいりました。



　テーブル席２つに座敷席が３つ。小さいといえば小さいお店です。



　さあて、やってまいりました。カキフライ定食（８５０円）です。味噌汁は、白味噌の甘い松山風のものです。



　大粒のカキフライが５個。わりところもがしっかりしている型でした。カキフライの下に隠れているタルタルソースで食べました。



　形がふぞろいなところに手づくり感があります。ただ、ちょっと火が通りすぎていたような気も。