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file .298 Deion SANDERS【ディオン・サンダース】

2011-09-29 | STU
【ネオン・ディオン】
Deion SANDERS

高校~大学時代、
野球/バスケ/アメフト/陸上と
あらゆるスポーツで才能を発揮。
若きトップアスリートとしてその名を馳せたサンダースは
1988年、ドラフト27位でヤンキースに入団。

89年春にメジャー昇格し、
14試合で打率.234 2本塁打をマークすると
6月にはNFLのファルコンズからドラフト1位指名を受ける。
紆余曲折の末、ファルコンズとも契約を交わしたサンダースは
8月のアメフトでの開幕戦でタッチダウンを決め、
また同じ週に野球でホームランを放つという離れ業をやってのけた。

派手好きで目立ちたがり屋、
ファッションも含めた、きらびやかなその佇まいから
「ネオン・ディオン」のニックネームで呼ばれたサンダース。
一方でトラブルメーカーとしても一流で、
チーム、チームメイト、ファン、解説者に至るまで
あらゆる人々を敵に回した。
怠慢プレーを批判したカールトン・フィスクとは
人種問題を持ち出して論争した程だったという。

90年打率.158に終わったサンダースは
91年、ブレーブスへ移籍。
この年も打率.191に終わり、
才能を発揮して活躍していたアメフトとは違い、
野球では苦戦を強いられていた。

が、92年、97試合で打率.304 8本塁打 28盗塁をマークしブレーク。
ようやく二刀流としての成功をおさめる事と相成った。

93年、95試合 打率.276 6本塁打 19盗塁(ブレーブス) 
94年、92試合 打率.283 4本塁打 38盗塁(ブレーブス→レッズ)
持ち前のスピードを活かしたプレーで
安定した活躍をみせていたサンダースだったが、
アメフトでも大活躍。
94年には最優秀守備選手賞を受賞し、49’Sをスーパーボウルに導き、
95年度もカウボーイズでスーパーボウル出場を果たした。

96年はNFLに専念したサンダース、
97年、レッズに復帰すると
打率.273 5本塁打 56盗塁をマーク。
一旦、この年限りで野球は引退し、
2001年に再復帰。
この年、正式に引退を表明した。

野球では通算558安打 39本塁打 打率.263 186盗塁と平凡な数字に終わったが
アメフトでは通算8回のプロボウル出場に加え、
1990年代のオールタイムディケイドプレーヤーに選ばれるなど多大な実績を残した名選手であり、
2011年には殿堂入りも果たしている。

ワールドシリーズとスーパーボウルの両方に出場した唯一の選手である。

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