GUMBO

.

file.050 Minnie MINOSO 【ミニー・ミニョソ】

2006-01-07 | MNO
【6ディケード】
Minnie MINOSO

51年、シカゴで始めての黒人選手として
ホワイト・ソックスに入団。
いきなりリーグ2位の打率.326とリーグトップの31盗塁を決め、
鮮烈にデビューする。
53年、打率.313、15本塁打、104打点、
54年も、打率.320、19本塁打、116打点と勝負強い打撃を披露。
MVP投票でも上位にくい込む活躍ぶりを示した。
以降も、安定した働きでチームに貢献したミニョソだが
58年、インディアンズにトレード。
2年連続で打率.300以上、20本塁打以上を放つなど、
チームが変わっても、変わらぬ安定感を発揮した。

60年、ホワイト・ソックスに復活。
打率.311、20本塁打、105打点の好成績を残した。

ボールにぶつかる名手としても知られ(?)
最多死球は10度にもわたる。
クラウチングスタイルの打撃フォームが原因だといわれているが、
喜んで進んでぶつかりに行っていた..という声も聞かれる。

1964年、いったん引退するも、
76年に54歳にしてホワイト・ソックスで復活、
1安打を放ち、打率.125を記録。
さらに58歳になった80年、またもホワイト・ソックスで復活、
2打席でヒットは0、打率.000という数字が残った。
まったく戦力として計算できない老選手がメジャーリーグの
ロースターに入るに到った背景には、当時のホワイト・ソックスオーナー
ビル・ヴェックとの関係があったわけだが、
ミニョソをメジャーリーグ入りさせた人物が
当時インディアンズのオーナーだった他ならぬビル・ヴェック。
亡くなったヴェックの葬儀にはホワイト・ソックスのユニホームを着て
参列したミニョソであった。

93年、ホワイト・ソックスは70歳のミニョソをロースターに入れ
メジャーのゲームに出場させようと計ったが、さすがに
メジャーリーグ機構がそれをストップした。
結局ミニョソは独立リーグのセントポール・セインツで
出場の機会を得、四球を選び出塁した。
セインツのオーナーは他ならぬビル・ヴェックの息子
マイク・ヴェックである。

通算、1963安打、1023打点、
盗塁王に3回輝いている。

http://mlb.mlb.com/NASApp/mlb/mlb/stats_historical/mlb_player_locator_results.jsp?playerLocator=MINOSO


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは! (べラジオ)
2006-01-07 08:52:16
いつも貴重な情報、有難うございます。

しかしビル・ベックは奇抜なオーナーでしたね。たしかホワイトソックスも70年代に一時期

半ズボンでプレーしてましたよね。

しかしミノーソが58歳で一軍の打席に立っていたとは驚きですね。知りませんでした・・・・・
返信する
ビル・ベック (こんにちは)
2006-01-07 15:21:06
ビル・ベックを間違えてウィークなどと

書いておりました。

で、そのベックですが、

エディー・ガデルという小人を打席に

立たせた事でも有名ですよね。

セントルイス・ブラウンズ時代のベックは

珍奇なエピソードが多く、面白いですね。

返信する
間違えました。 (管理人)
2006-01-07 15:22:07
2つめの投稿は私、管理人であります。
返信する
お国の英雄 (バド・ファウラー)
2006-01-07 18:48:02
ミノソを米国に連れてくる時も苦労したらしい

ですねぇ。

  お国の英雄

ですから・・。

最後は、占い師を使って、メジャー入りを実現させた・・なんて、読んだ記憶が有ります。
返信する
へ~!! (管理人)
2006-01-07 23:41:48
バド・ファウラーさんは良いネタたくさん持ってますね~。

うらやましいです!!



情報源は何なのでしょうか???
返信する
いえいえ^^; (バド・ファウラー)
2006-01-08 14:54:16
丁度その年代、それ以前の年代が好きなので、その辺が書かれている本をよく読んだだけですよ。

次は・・・いよいよっリーロイ・ぺ●ジですか?(笑)カッツ。。見たいです^^v
返信する

コメントを投稿