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file .241 Sparky LYLE【スパーキー・ライル】

2008-03-01 | PQR
【バースデーケーキ】
Sparky LYLE

1970年代、屈指のリリーバー、スパーキー・ライルは、
64年、オリオールズと契約を交わすも、
同年、レッド・ソックスへ移籍、
67年にメジャーデビューを果たした。
左腕から繰り出す、キレのあるスライダーを武器に
安定した投球で、チームのブルペンを支え、
67~71年まで、5年間で69セーブをあげる活躍を見せた。

72年、トレードでヤンキースへ移籍すると、
その才能をさらに開花させ、
この年、59試合で9勝-35セーブ、防御率1.92、
サイヤング賞やMVP投票ではいずれも上位に食い込む活躍で
その存在をおおいにアピールした。
73年には25セーブをマークし、オールスターにも初出場、
リーグを代表するストッパーに成長した。

76年、7勝-23セーブ、防御率2.26で
チームのリーグ優勝に貢献したライル。
惜しくもワールド・シリーズでは敗退したが、
77年は、雪辱を晴らす。
13勝-26セーブ、防御率2.17と八面六臂の活躍で
地区優勝に貢献を果たすと、
ロイヤルズとのプレーオフでは4試合に登板し2勝、
ドジャースとのワールド・シリーズでも2試合で1勝をマークし
世界一の大きな原動力となった。
また、この年はサイ・ヤング賞も受賞し、
ライルのキャリアで最高の年となった。

ここまで、リリーフ投手として
順風満帆なキャリアを送ってきたライルだったが、
78年、グース・ゴセージがパイレーツからFA移籍で
ヤンキースに入団すると、立場が急変。
ストッパーからセットアッパーへ役割が変更になり、
9勝-9セーブ、防御率3.47とまずまずの活躍を見せるが、
シーズン終了後、レンジャースへトレード放出されてしまう。

その後、レンジャース~フィリーズ~シソックスと
チームを変わるも、往年のような活躍を見せる事はなく、
82年、37歳で現役を引退した。
通算899試合、99勝-238セーブ、防御率2.88。

さて、ライルといえば、その投球とは別に数々の奇行で知られている。
中でも有名なものは、
クラブハウスに届けられる選手のバースデーケーキに
尻の後を付ける(勿論、丸出しで....)
....という、下品極まりない行為なのだが、
上には上がいた....。

その選手とは..............

次回に紹介するといたします。


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