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file .256 George BELL【ジョージ・ベル】

2008-07-26 | ABC
【ドミニカンは気難し屋】
George BELL

1978年、フィリーズと契約を交わしたベルだったが
80年のオフ、ブルージェイズへ移籍、
81年メジャーデビューを飾った。

その才能が開花したのは84年。
この年、打率.292、26本塁打、87打点をマーク、
同い年のロイド・モスビー、ジェシー・バーフィールドと共に
フレッシュな外野陣を形成した。

85年は打率.275、28本塁打、95打点、21盗塁で
チームの地区優勝に貢献。
86年、打率.309、31本塁打、108打点と
さらに成績を上げ、
87年には、打率.308、47本塁打、134打点で
打点王とシーズンMVPを受賞。
リーグを代表するスラッガーへと成長を遂げた。

神経質で気難しい性格のベルは、
いわゆる「陽気なドミニカン」では無かった。
87年、チームが、あと少しで地区優勝..という
シチュエーションになった時は
勝負のラスト10試合ほど、考え込みすぎて大スランプに陥り、
性格が災いして、地元マスコミとの関係も良くは無かった。

88年、24本塁打、97打点を叩きだすも、
前年に比べ大きく成績を落とし、
89年も18本塁打..と
絶頂時の87年に比べ、数字が落ち始めたベル。

91年カブス、92年からはホワイトソックスとチームを変え、
93年に現役を引退した。

通算1702安打、265本塁打、1002打点、打率.278