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file .255 Bob ALLISON 【ボブ・アリソン】

2008-07-20 | ABC
【ツインズ創成期の英雄】
Bob ALLISON

大学時代は野球に加えてフットボールでも
花形選手だったアリソン。
プロ入りに際し、野球の道を選んだアリソンは
ワシントン・セネターズと契約を結ぶ。

1959年、レフトの定位置の座を得たアリソンは
打率.261、30本塁打、85打点の堂々たる成績で
オールスター出場及び新人王獲得と
最高のルーキーイヤーを送る。

61年には29本塁打、105打点、
62年は打率.266、29本塁打、102打点、
チームがミネソタに移り、ツインズとなっても
その豪打は相変わらずであった。

長いメジャーリーグの歴史の中では、
多くのパワーデュオが存在した。
ルース/ゲーリック、メイス/マッコビー、アーロン/マシューズ
カンセコ/マグワイア、オーティズ/ラミレス.....etc
そして、ミネソタにおいては、
通算573本塁打の「キラー」こと
ハーモン・キルブリューのデュエットパートナーが
このボブ・アリソンであった。

巨漢の強打者でありながら、抜群の選球眼、
積極的な守備と巧みなベースランニングも持ち味。
地元では、親友のキルブリューに次ぐ人気を誇った。

63年、打率.271、35本塁打、91打点
64年、打率.287、32本塁打、86打点...と
安定した強打者ぶりを発揮していたアリソン、
65年にはチームのワールドシリーズ進出に貢献し
シリーズ弟2戦では、逆シングルで、難しいフライを好捕、強い印象を残すも
結局、ドライスデール、コーファックスを擁する
ドジャースを破るには至らなかった。

その後もキルブリューや、トニー・オリヴァといった面々と共に
チームを支えたアリソンだったが、
30歳台半ばに差し掛かったあたりで、
攻守にわたり、満足のいくプレーが出来なくなり
70年、現役を引退。
引退後は、コカコーラ社に席を置き、
95年、死去。

通算1281安打、256本塁打、796打点、打率.251。