縄文海進により十三湖は現在よりはるかに大きく津軽平野に広がっていました
岩木山麓にある弘前市に隣接する鶴田町にある富士見湖からの風景
十三湖の方角から岩木山はきれいな富士の形
縄文時代には水辺に写る岩木山を眺めていたように思えます
13日から15日まで津軽、南部、秋田の縄文遺跡を訪ねた紹介を何回か続ける予定
夜には見事な天の川が岩木山から立ち昇り
外光のない縄文時代はさぞかし美しかったのでは
遺跡の分布は、広がった十三湖の回りに作られ
最近、他の縄文遺跡の話題が多いため少し影の薄くなった遮光器土偶
亀ヶ丘遺跡の発掘した物は、江戸時代から弘前藩から江戸へ献上され
津軽の人は、土偶のことを人形と呼ぶと遺跡解説の方が話していました
縄文晩期の土器は現在の器と形やデザインは遜色ないと思っていましたが
接合して土器を作っているのは初めて知りました
漆は土器や木製品に色々使用されています
亀ヶ丘遺跡の展示品は、色々な個人所有の物を借りているそうです
昔から、骨董品として流れ、是川縄文遺跡館のように個人の所有でなかったため散逸したようです
十三湖の湖岸より北を眺めると北斗七星がすぐ湖の上に
電気のない縄文時代は、水面にきれいに写っていたのでは
次回は、岩木山麓にある大森勝山縄文遺跡の予定です