道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

ウイルス感染?

2020年03月14日 | 健康管理
数日前に小人数の飲み会があって、かなり酒を飲んだ。居酒屋店内は、常と違ってガラ空きだった。

その夜寝ていて、喉が痛くなり目が覚めた。マズイ‼︎何かのウイルスに感染したに違いない。潜伏期を考えると、感染は当夜でなく数日前だろうか?時が時だけに、感染者が未だ出ていない地域に居ても、新型コロナウイルスが脳裡をよぎる。

翌朝目覚めたら、相変わらず喉が痛く、熱も出ていた。体温を測ると37度2分の微熱。風邪だとしても、今は出来るだけ医院には行きたくない。そうでなくても、歯科以外の医院には滅多に行ったことがない。安静にして様子を見ることにした。

[1日目]
そのまま眠り続けて昼食の時検温したら朝と同じ7度2分だった。夕食時には、喉の痛みに加えて胃腸の具合が悪く、腰に痛みも出てきた。体温は変わらない。食欲は普通にあった。

[2日目]
熱は37度2分、喉の痛みは引いたが、腹部にはまだ不快感がある。咳や痰が出ていないので、呼吸器系に被害はなさそうだ。その日も丸一日、ベッドに潜り寝ていた。

[3日目]
朝は体温36度9分で腰の痛みは軽くなっていた。免疫機能が働いていると実感できて安堵した。夕食どきには36度5分の平熱に戻り、腰の痛みは消えていた。

何かは知らないが、症状の軽いウイルスでよかった。しかし、ひたすら3日3晩安静にしているのは辛かった。こんな療養の仕方は、忙しい現役子育て世代とか、老若単身の人たちには不可能だろう。家事と食事づくりが安静を阻むに違いない。

新型コロナウイルスへの対応では、熱が出たら安静にして様子を見よという。37度5分以上の体温で病名も判らず、家で4日間人と接触しないで寝ているのは、どんなに苦痛かと思う。幼い子どもが発熱したなら尚更だ。咳が重なれば、2日が我慢の限界だろう。発熱と咳があれば、すぐ検査を受けられるのでなければ、社会の不安は大きくなるばかりだと思う。

この1ヶ月、テレビを見ていて、防疫というものの性質が、初めから個に対する視点を全く伴わない、統計を対象とするものであることを、改めて思い知らされた。



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