道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

乳酸発酵食品

2020年01月30日 | 健康管理
若い頃は食生活を軽んじていた。結婚して妻の手料理を食べるようになって、食が健康の根幹であることを実感し、重視するようになった。以来不自然な食品や加工度の高い食品を避け、なるべく素材を簡素に調理した食物を食べるよう心がけている。ザワークラウトを家で漬けるようになったのは10数年前だった。そもそもの始まりは、キャベツに常在しているといわれる乳酸菌の存在と発酵の過程を知りたかったこと。同じ頃、ブドウやベ . . . 本文を読む
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薄明の刻

2020年01月24日 | 随想
いつも眠っている時間帯には、毎朝このような情景が展開されている。人の目に触れないだけだ。あまりこれに熱中すると、睡眠時間を削ることになるから、見て見ないことにしている。 . . . 本文を読む
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佐鳴湖夕景

2020年01月21日 | 佐鳴湖公園
午後3時を過ぎて、佐鳴湖へ行った。枯葦の色が、湖面に温かみを添えていた。今冬は鴨類の飛来が少ないらしい。河畔性のヤナギ類は、芽吹きの時が一番だが、冬の裸木も風情がある。水鳥も寒風を避ける場所に集まっている。西の地平が赫くなると、ヤナギの幹や枝が黒く際立ってくる。梢の先は限りなく細い。夕暮れ時は採餌時、水鳥はよく動く。チュウサギがいた。餌を獲るときは、後ろに引いた首から先が、矢のように走る。辺りが色 . . . 本文を読む
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遠くを見る眼

2020年01月20日 | 随想
人は歳をとるにつれ、時に遠くを見る眼差しを見せるようになる。働き盛りや若者たちには決して見られない眼差し・・・。私は幼い頃、年寄りと居てふと気づくと、相手が自分を見ていないときに、何処か遠いところを見る目をしていることに気づき、訝しく思ったものだった。(いったい何処を?何を?見ているのだろう・・・)今その年寄りになってみて、それが分かってきた。年寄りの遠くを見る眼差しは、過ぎ去りし日々と先の知れな . . . 本文を読む
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North Wind

2020年01月18日 | 音楽
私たち日本人の音楽的嗜好に、センチメンタリズムが色濃く影を落としていることは、誰もが認めるところだろう。それによって、あるC&W曲の売上げが、日米で極端な差異を示したことがある。戦後10年近く経ち、世の中も落ち着いた頃のこと。1950年代(昭和25年〜34年)に作詞・作曲された「North Wind」というアメリカのC&W曲が、日本で大ヒットした。この曲の人気は根強く、長くライブで . . . 本文を読む
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