道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

甲斐路ドライブ

2020年08月31日 | 旅・行楽
娘夫婦のぶどうの買い出しに老妻と共に参加した。参加というより誘ってもらったと言うべきだろう。コロナで家に籠っている両親を心配してのことかと思う。ぶどう狩りとかイチゴ狩りなど、女子どもに人気のある柔なレジャーには老生未だかつて参加したことがない。今回は多品種の枝に成っている、ちょうど今が食べ頃の好みの房を、直接摘んで購入するという娘の話に手もなく乗せられ、同行を願い出た。〇〇狩りの体験がある妻が、横 . . . 本文を読む
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好いたらしい人

2020年08月29日 | 人文考察
「好いたらしい」と謂う言葉がある。「人の様子・しぐさ・心遣いなど感じがよく好きだ」という意味。江戸の下町で多用されていた言葉らしい。もっぱら女性が男性に対して遣う女言葉である。「好いたらしいよっ!」とか「好いたらしい人っ!」とか遣う。「ミッチー」こと浅香光代さんは、娘時代から浅草で女剣劇の一座を率いた人で御歳92才。この方がテレビの対談番組で「好いたらしい」を連発していたことがあった。まことに神 . . . 本文を読む
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小汚いジジイ

2020年08月23日 | 人文考察
これは妻が参加している習い事サークルで、休憩の合間に交わされた仲間内の話。寡婦となって数年経つ60代のご婦人に、メンバーの比較的若い人たちが「〇〇さんも自由な独り身、ボーイフレンドでもつくったら?」と気軽に励ました。そのご婦人の反応が面白い。「イヤイヤもう!私ぐらいの齢ごろの女の相手になる男は、皆小汚いジジイばかり!今更得体の知れないジジイなんて、金輪際世話をしたくない!男はもう面倒くさい!」 . . . 本文を読む
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宿弊

2020年08月19日 | 自然観察
前門のコロナ、後門の熱中症、進退窮まった感のある今年の夏だが、老生には、これまで多年悩まされていた宿弊が取り除かれることがあり、精神衛生に頗る好い影響があった。一つはメダカ飼育水槽のアオミドロ退治の成功。この藻類の繁殖力とタチの悪さは、メダカを外で飼育した方ならよくご存知だろう。気温と共に繁殖力を増し、ホテイアオイの根を始め、凡ゆるものに付着して覆い尽くす。駆除は丹念に清掃するし . . . 本文を読む
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熱帯砂漠化

2020年08月17日 | 自然観察
今日の当地の正午における気温が41.1℃と報じられた。まさかの観測史上タイ記録とは有難くない。外に出ると熱風が吹き付け、汗がすぐ蒸発する。膚はサラサラに乾いてしまう。ドライヤーのように熱風で炙られたためか、平作りのアサガオの花が開花できずに萎れていた。地植えにもかかわらず・・・。どんなに暑くても、必ず午前中に開花を見ることができていたのだが。これは生まれて初めて見る戦慄すべき光景 . . . 本文を読む
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