【バトルフィーバー】の「倉間鉄山将軍(東千代之介)」が、11年前にロシアの軍楽隊を指揮?軍楽隊の指揮者は東千代之介のソックリさんです。東千代之介は老生が小学生の頃に東映映画「笛吹童子」を始め多くの時代劇に出演。中村錦之助と人気を分けていました。晩年は前記テレビ番組の「バトルフィーバー」にも出演ていました。因みに演奏曲は、帝政ロシア時代のワルツです。曲名: 【On the hill of Man . . . 本文を読む
今日13日は中秋の名月。月初めから着々と準備を進めてきた。先行手配したのは、無くてはならないススキ。野生のススキは穂を切ると、数時間で穂先がチリチリになって風情を損なうので、今年は鑑賞用のタカノハススキの鉢植えを調えた。だがまだ穂が出ていない。買うとき園芸店の店主に穂が出るかどうか確かめたが、請け合わなかった。多分株の大きさが不十分なのだろう。 お月見は数千年に及ぶ、祖先の自然神信仰の時 . . . 本文を読む
毎月一回の近江歴史探訪を四年も累ねながら、未だに多賀大社を訪れていないのは、聊か気が引けるものがあった。理由は単純、米原駅から1時間足らずの、いつでも参拝できる交通の便にある。いつでも出来ると思っていることは、なかなか出来ない。年賀の賑わいが去った今、急遽出かけてみる気になった。
米原駅で近江鉄道に乗り換え、多賀大社前駅に初めて降りた。冬の遠州が快晴の日の江州の空は、概ね雪雲に覆われる。伊吹山や . . . 本文を読む
今月に入って台風とそれに続く前線の雨に祟られ、青春18きっぷ1回分を残し迎えた利用期限日の10日、東海地方は朝から雨の予報だったが、意を決してJR垂井駅に向かった。目的地は美濃国一の宮の南宮大社。国府の南に位置することがその名の由来という。
駅南口から2km足らずで朱塗りの社殿に着いた。祭神は金山彦命。天照大神の兄神だそうだ。全国の鉱山や金属業の総本宮とされ、崇敬を集めてきたらしい。
浜松市中 . . . 本文を読む
大阪出身の作家、田辺聖子のエッセイに屢々登場する「カモカのおっちゃん」をご存知だろうか?何となくユーモラスな響きがある。作品の中で、田辺は夫を「カモカのおっちゃん」と、親愛の情を籠めて呼び慣わしていた。彼女の世代までの関西では、「カモカ」という得体の知れない魔物を知る人々がいたようだ。
田辺聖子と三周りも齢が違う明治生まれの私の祖母は、故郷の福井県嶺北地方の伝説や逸話を幼児の私によく聴かせて . . . 本文を読む