道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

テレビ局の凋落

2021年02月28日 | 人文考察
テレビ局がワイドショーを始めたのは1964年だった。「モーニングショー」が、日本のワイドショーの草分けということになるらしい。その後ワイドショーは繁衍し、各局の視聴率競争が今日まで続いている。視聴者からワイドショーへの関心が薄れ始めているらしい。ニュースの速報性において、テレビはスマホに敵わない。番組への期待と興味が低下しているところへこのコロナ禍、どこの局のワイドショーを見てもコロナ一辺倒で、番 . . . 本文を読む
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悔やむ

2021年02月26日 | 人文考察
つらつら我が身を顧みると、短歌を嗜まなかったことが唯一悔やまれてならない。かなり前のエントリー「恋のツール」で愚考したとおり、日本人にとっての短歌は、至高の恋のツールだった。そのツールをただの一度も用いることなく、徒に馬鈴を重ねてしまったことが、今更ながら悔やまれる。尤もこのツールが自在に遣えたところで、恋が成就する保証は無いのだが・・・。短歌が恋のツールとしての役割りを果たすためには、当事者双方 . . . 本文を読む
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学び過ぎ

2021年02月21日 | 人文考察
「過ぎたるは及ばざるが如し」と諺に謂う。何事も過ぎてはいけない。学び過ぎというのも例外ではない。己の不勉強を棚に上げて何を云うかと叱られそうだが、幼い頃から学び過ぎると、元々スポンジの様な脳が壮年の頃には柔軟性を失い吸収力が低下、以後新しいことを学ぶ意欲が年毎に減衰するらしい。老年を迎える頃には学ぶことが煩わしく世の流れについて行けなくなるとか。「学び過ぎは学習の敵である」という逆説?が成り立つの . . . 本文を読む
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愛犬騒動

2021年02月18日 | 飼育・栽培
雄のシェルティーを飼っていたふた昔も前のこと、生憎妻に動物のアレルギーがあって、屋内で飼育できなかった。やむを得ず、ポーチの玄関脇に犬小舎を置き、外飼いをしていた。外飼いをしていると、愛犬は登下校の小学生や犬を散歩させる人たちと親しくなる。その頃毎朝、雌のミニチュアシュナウザーを連れて家の前を通る近所のご婦人がいた。そのご婦人は犬を連れないウォーキングにも励んでいたので、顔見知りになった。ご主人は . . . 本文を読む
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思いもよらぬ仕儀

2021年02月18日 | 人文考察
人と接して、思いもよらぬ方向に事が進展しまうことがある。予測外の事の成り行きは、収拾が難しい。先日、ホームセンターでドリルガイドを購入した。電動ドリルの錐を材木に垂直に立てるための補助具である。ところが手持ちのドリルの首の直径とそのガイドのドリルクランプの口径が合わない。次の日、ドリルガイドに適合するドリルに買い換えようと店に行き、売り場の担当者を呼んでもらった。ヴェテランの女性店員さんが来た。売 . . . 本文を読む
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