道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

源泉かけ流し

2023年07月31日 | 旅・行楽
5時に起きて外に出てみると、心なしか28度設定の室温より涼しく感じられた。「あっ!猛暑も峠を越したな」と感じた瞬間だった。秋風が立ったのである。さしもの酷熱も、太陽の入射角のごく僅かな変化で、今後一日ごとに猛威を失うと予想すると、痛快な気分になる。今日(30日)は温泉マニアの娘夫婦に誘われ、甲斐と駿河の国境にある、山梨県南部町の「佐野川温泉」を訪ねる。富士川支流佐野川の畔に佇む冷泉である。源泉かけ . . . 本文を読む
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感懐と述懐

2023年07月29日 | 随想
【感懐】物事に感じてしみじみとした気持になること。身にしみて感ずること。【述懐】考えている事や思い出を述べること。その述べた内容。年を累ね還暦を過ぎる頃になると、感懐が年ごとに深まり、それに応じて述懐が増えるのは、とても嬉しいことである。自分自身と真っ正面から向き合っていれば、心の中にこの二つは必ず生起してくるものだ。生起したものを掬い上げるのは、老いの楽しみのひとつかと思っている。感懐や述懐は、 . . . 本文を読む
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早朝歩き

2023年07月28日 | 健康管理
今朝は台地へのトラバース道を登ってみた。娘が通った中学への通学路。①エノコログサ朝日を受けて穂が光っていた。②宅地造成地昭和の宅造ブームで、丘も谷も住宅で埋め尽くされたが、それでも市街地から見ればまだ樹木が多いようだ。③30分、3000歩のウォーキング。歩き始めは閉じていたアサガオが、戻ったら開花していた。 . . . 本文を読む
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久しぶりに早起き

2023年07月27日 | 自然観察
今朝は5時15分に目覚めた。日が昇る前に、久しぶりに近所周りを散歩した。セミは喧しく鳴いている。高台へ急な坂を登り、そこからだらだらとバスの通る坂道を下り川に降りる。今日は出来るだけ大股で歩いてみた。①ヒルガオアサガオを熱心に栽培しているのに、何故かヒルガオにも惹かれる。②アオサギ孤影を水に映して、遠くを見ている時が、この鳥は最も美しい。③小川の流れ浅い段差でも、5段も累なれば、瀬音は強まり耳に到 . . . 本文を読む
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フィクション離れ

2023年07月24日 | 随想
顧みると、老生は年ごとにフィクションへの関心が薄れ、ドキュメンタリーへの傾斜が強まっているように思う。感性の老化というものかも知れない。ロマンとファンタジーに陶酔していた青年時代が懐かしい。フィクションは作家の頭脳から生まれた空想の所産である。勿論作家の現実体験や思想が作品の根底にはあり、現実の描写もあるだろうが、本質的には虚構で成り立つものある。その虚構に時間を割かれるとなると,選択はあだやおろ . . . 本文を読む
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