漫画「ドラゴンボール」は、1982年に鳥山明氏が著作し、2年後にはアニメ化され、約11年間放映された。その間、育ち盛りのわが家の子どもたちは「ドラゴン・・・」と共にあった。当時男盛りの老生、ネオンの巷を彷徨することが多かったが、家にいる時は、子どもたちと一緒にこのアニメを見続けた。登場人物のひとり「亀仙人」の気質と風体が好きで、老いたら亀仙人のようになりたいと、いつも家族に話していた。
40年後の現在、亀仙人風に老いたかどうかは確信がもてないが、ほとんど理想に近くなりつつあるように感じている。
◎亀仙人かぶれ爺の朝の体操
1【腰のストレッチ】骨盤周りの筋肉を弛める運動です。
①椅子又はベッドに浅く腰を掛けます。
②両手を前に出し、両手首を交差させて両の手の平を合わせ、指を組みます。
③そのまま腕を上げ、両の二の腕を両耳に密着させます。
④ 坐骨を支点に、上半身を立てたまま、背中を曲げないよう注意し、合わせた組み手で円を描くよう、右に10回左に10回、上半身を旋回します。
⑤手の平の交差を逆にして、前と同様右に10回左に10回、上半身を旋回します。
2【Cat-Cow】脊柱を弛め、深呼吸します。
床に四つん這いの姿勢をとり、背中の力を抜いて、ゆっくりお臍を天地上下に上げ下げします。
お臍を上げる時に息を吸い、下げる時に息を吐きます。上下1回で30回。
3【ハイハイ運動】インナーマッスルの大腰筋を強化しながら深呼吸します。
四つん這いの姿勢から、お臍を出来るだけ床に近く下げ、身体をゆっくり前後に揺らします。前進で息を吐き、後進で息を吸います。前後に限界まで動かします。前後1回で30回。
4【腿裏伸ばし】文字通りハムストリングスを伸ばします。
四つん這いの姿勢から、片足のつま先を、床面に置いた両手先の間あたりまで伸ばし、両手を少しづつお尻の横まで退げます。
脚を前に伸ばしたままつま先を立て、上体をできるだけ前に倒し、30秒静止します。
元の四つん這いに戻り、今度は反対の脚で同じように30秒静止します。
5【プランク&逆プランク】体幹のインナーマッスル群を強化します。各2分。
プランクは既にご案内でしょうから、逆プランクについてご説明します。
①仰向けに寝て、両足膝を胸に近く寄せます。(腰が丸くなる)
②腰が丸くなっている(反らない)状態のまま、両脚を床と60度ぐらいの角度に伸ばし30秒〜1分静止。
角度が浅くなると、腰が浮いて反りますから、反らない角度を保持することが大切です。
下半身の筋トレと深呼吸を組み合わせたスロースクワットです。
テーマ曲1曲分(約5分)続けます。
7【ランジ】スクワットとを補完します。
ノーマルランジとパックランジをそれぞれ同じ数行います。テーマ曲1曲分。
老爺のエクササイズは、老妻が励行している「NHKラジオ体操」(老生はできない)とは根本的に性質の違う、呼吸と筋トレ・ストレッチをミックスした体操です。
老妻にも勧めるのですが、頑として応じません。
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