漫画「ドラゴンボール」は、1982年に鳥山明氏が著作し、2年後にはアニメ化され、約11年間放映された。その間、育ち盛りのわが家の子どもたちは「ドラゴン・・・」と共にあった。当時男盛りの老生、ネオンの巷を彷徨することが多かったが、家にいる時は、子どもたちと一緒にこのアニメを見続けた。登場人物のひとり「亀仙人」の気質と風体が好きで、老いたら亀仙人のようになりたいと、いつも家族に話していた。40年後の現 . . . 本文を読む
老化というものは、年齢を累ねるに従って、身体の器質の劣化と機能の低下が同時並行的に進行するものである。この老化の進行を遅らせようと、私たち高齢者は日夜アンチエイジング対策に奮励努力しているが、ある意味自然に逆らうことなので、成果はなかなか挙がらない。そのあたりが、誇大広告のサプリメントが隆盛を極めている理由だと思う。サプリメントは薬品でなく食品なので、効能を謳ってはいけないものだろうが、やれ肌に効 . . . 本文を読む
今夏は春の腰痛発症に懲りて、酷暑にめげず専ら腰のメンテナンスに集中している。具体的には、大腰筋とハムストリングス、この2つの筋肉の緊縮防止策に取り組んでいる。ここが緊縮していては、スキップなどとても覚束ない。ハムストリングスの緊縮は、老化により筋肉の柔軟性が徐々に衰えることで、気づかないうちに進む。骨盤の後傾が進み大腰筋が固くなる。腰が痛くなって初めてそれと気づく。老人は大腰筋を伸ばし柔軟にするエ . . . 本文を読む
4月の中頃、体操中に痛めた左腰が、漸く治った。当初の疼痛から鈍痛の段階を経て、今はそれを全く感じないで済むようになり、ヤレヤレというところ。体操・ストレッチ・温泉を闇雲に試みた結果なので、治癒に何が奏功したのかわからない。ただハッキリわかったことは、ウォーキングでは治療効果が全く感じられなかったことである。ウォーキングは循環器病や糖尿病その他内科的には効果の大きいアクティビティだが、筋肉の損傷など . . . 本文を読む
腰周りの筋肉のうち、疲労すると痛みを発する筋肉群のトップスリーは、大腰筋・腸骨筋・腰方形筋であるらしい。中でも、大腰筋は上半身と下半身を連結し、脚の筋肉の起動と体幹を支える長大なインナーマッスルなので、酷使されがちで疲労も溜まりやすいようだ。深層にある筋肉なので、素人には手が届き難くく、疲労による痛みを取り除くのは容易ではない。大腰筋が張ったり縮めば、体幹の中心部に痛みの因を抱えることになる。これ . . . 本文を読む