道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

蔓なしアサガオ

2021年08月31日 | 飼育・栽培
アサガオは江戸時代に渡って来た外来の植物らしい。万葉の時代は、キキョウをアサガオと呼んでいたという。かつて近所の園芸好きな人に、アサガオの〈平づくり〉を指導してもらったが、いっこうに技は進歩していない。それでも、毎年作っては、人様の迷惑を顧みず進呈している。本来蔓性の一年生草本であるアサガオの、蔓の芯を止め矮化栽培すると、成長が阻害され開花は遅れ気味になる。9月中花を楽しむには、この方法が適してい . . . 本文を読む
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accident

2021年08月29日 | 随想
昨日土曜日は娘夫婦恒例のぶどう狩りに同行した。同じブドウ園に通うようになって5年以上は経っているらしい。今夏も昨日が3回目とか。娘の果物好きは母親譲りだろう。老生は昨年に続き2回目の参加だった。コロナの自粛生活の身には、経由地の朝霧高原・河口湖・御坂山地を経由するバラエティに富んだこのコースは、自然好きの私には堪えられない。高速道路を使わない片道5時間のドライブで笛吹市に着く。山ひとつ越えれば済む . . . 本文を読む
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キジバトの営巣

2021年08月26日 | 自然観察
桑の木にキジバトが巣をかけたことを妻から聴いたのは、7月の初めごろだった。5mばかりの木の、地上2.5mあたりの枝分岐点に、小枝で造った巣があり、キジバトが抱卵していた。元々は山に棲んでいたこの鳥、何故か人里、それも都市の住宅にまで進出して来たのには、どのような事情があったのだろう。この20年間の変化を具に見て、不思議でならない。朝の6時過ぎ、遠くの林から聴こえてくるキジバトの鳴き声は、私には特別 . . . 本文を読む
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8月の終わり

2021年08月22日 | 音楽
8月も残り少なくなった。例年どおり、頭の中で〈♪9月になれば♪〉の曲が自動演奏を奏で始める時期だ。初めて聴いた時から60回目の9月を迎える。ボビーダーリン作曲のこの曲、9月に対する期待感が溢れているように聴こえる。欧米の新学期が9月なのは、古くからの収穫祭と関連しているのだろうか?ウキウキする季節なのだろう。日本の新学期の4月も、桜の花の視覚効果が大きく、一年のうちで最も心 . . . 本文を読む
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考え方の基軸

2021年08月17日 | 随想
私たちは毎日考えながら暮らしている。瑣末なことから重大・深刻なことまで、頭は休みなく考えていると云ってもよいだろう。そうだとすると、考え方の基軸というものが大切で、それにズレやクルイがあると、どんなに思慮・思案・思考を累ねても、正しい結論を導き出すことは出来ない。それはちょうど、基盤の不整な処に楼閣を築くようなものである。基軸のズレた考え方から導かれる結論が、良い方が結果をもたらすはずがない。考え . . . 本文を読む
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