メキシコ市の地下鉄の1駅の乗降階段がピアノになった。
メキシコは世界に冠たる?肥満大国である。この肥満メタボから脱却しようというのが政府の願いである。このためのいろんな施策が取られている。
たとえば大好きなコカコーラに高率の税金をかけ、飲みたい気をセーブさせるとか。肥満の原因は食べ物だけではなく、日常の運動不足から来ているという訳で運動不足を解消する手も考えられている。
そんな中で登場したのがこのたびの地下鉄階段のピアノ化である。地下鉄のプラットホームへの乗降にエスカレータの使用から徒歩での乗降に誘導し、日常生活の中での運動をさせようというものである。
階段の一ステップをピアノの鍵盤にしステップを踏むことで楽音を奏で楽しく階段を上り下りさせようというものである。
いかにもラテン民族らしい楽しい発想であると思った。
このニュースはメキシコ国内、中南米および米国でTV放送されたとのことである。
このシステムを開発したのはメキシコ国立工科大学(Institutute Polytecnica Nacional:IPN)のエクトル・ペレス教授と大学院生グループである。ペレス教授は日本の電気通信大学、東京工業大学卒、同大で工学博士取得。
ちなみにピアノ鍵盤(階段ステップ)のセンサーは日本製(メーカー オプテックスFA)
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