社会断想

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大学生は漢字が苦手?

2005年10月05日 14時55分38秒 | 社会断層
大学生は漢字が苦手
10月4日の朝日新聞夕刊紙に「大学一年生は漢字が苦手」と大きく報じられた。
うーん、かくいう私も漢字の書き取りは苦手である。どんどん忘れる一方である。
第一手書きで漢字を含めて書く機会が少なくなった。特に私自身は字が下手で、自分の字が後で読めないほどである。従って文章書きは極力ワープロに頼っている。
こんな事も忘れを加速する原因だろう。
ところが私信となるとワープロ書きは相手に失礼であるという風潮があり、又事実そうであるとも思う。いきおい、返書をしたためることを怠って失礼することが多いが、最近の救いは私信もメールでの遣り取りがが多くなってきたので、礼を欠く事も少なくなってくるような気もする。
さて、忘れによって書ける漢字が少なくなった私はどうすればよいか?
漢字は書き方を忘れても読むことは出来る。ワープロの変換によって選ばれる候補漢字群から的確な漢字を選択できるならば、取り敢えずは用は足せると強がっているのだが。
この夕刊紙に4字熟語の書き取り問題例が出ていたが、これなどは漢字の書き取り能力よりも4字熟語=「言葉そのもの知識」のテストでは無かろうか?
大学一年生の正答率15%弱とのことであるが、もしワープロを使わせてこれらの4字熟語を完成させるテストをすると結果はどうなるだろうか?
もし同じように悪い正答率ならば由々しき問題であろう。論文もレポートも思いやられる事になる。
ワープロ(パソコン)時代での私なりの解決法は
1)高校までに漢字書き取りを充分行う。これによってパターン認識的に漢字識別能力を養っておく。書き方を忘れても識別能力は生き残るだろう?
2)日頃から本、文章(新聞等)をよく読む、又自分でも文章を書く訓練をする。
これによってワープロの漢字変換機能によって提示される漢字群から的確な漢字が選べるし、4字熟語のような格好良い言葉を駆使出来るようになる?
国語教育の専門家ではないので上記1)、2)に?をつけました。

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