社会断想

諸々の社会現象にもの申す
中高年者・定年退職者向け

浴衣姿が花盛り

2005年08月16日 09時48分50秒 | Weblog
浴衣が大はやり
今年の夏は浴衣が若い女性に大はやりのようである。
襟元スッキリ、帯がキリリと締まり、下駄足も軽やかな歩き姿は夕暮れの絵になる。
ところが、着付けが悪く全体に締まりがない人のほうが多い。
日頃着物を着る習慣がないのでやむを得ないか?
着物といえば若い女性が着物を着るチャンスは年に4回ある。
お正月の晴れ着、振り袖姿はプロの着付師の手がかかっているのか、大体にまとまっており、眺める方として楽しい。成人の日の着物姿も同様である。
がっかりするのは女子学生の卒業式での高袴すがたである。日頃のジーパンをそのまま高袴に着替えて、編み上げ靴で闊歩するのは見てて、どうにも違和感を感じざるを得ない。四国道後温泉のホテルの女子従業員が、この高袴姿で出迎えてくれたことを思い出すのだが、さすが客商売でスッキリとした着こなしであった。
夏目漱石の「坊ちゃん」に出てくる「マドンナ」に因んだ麗姿を辱めないのはさすがである。現在の女子学生の皆様、どうかスッキリと着こなして春先の陽気を盛り上げて下さい。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿