社会断想

諸々の社会現象にもの申す
中高年者・定年退職者向け

友よりの送呈本 野鳥写真集

2006年06月23日 14時18分51秒 | Weblog
友の本 野鳥愛好家の自費出版本
北海道在住の友人O君より一冊の小冊子が届いた。題して「野鳥を友に・・・探鳥地の手帳」第2版である。
昨秋第一版を送って貰い、そのお礼かたがた電話で直接話をした。実に何十年ぶりのことである。(年賀状は交換していたが)
その時第2版を計画していると云っていた。もっと先の話と思っていたが正にその第2版を送ってきたわけである。
パラパラとめくってみると、第一版に比べ随分と趣向というか、編集方針が変わっている。第一版は通常の野鳥本に準じた野鳥の種類別に区分けされていたが、第2版は観察し、写真を撮った場所毎に編集されている。
編集も割付も自分で行っていると云っていたが、第1版に比べスッキリと格段の進歩である。
取り上げられた場所は多分野鳥愛好家にとっては耳の馴染んだ場所であろう(特に愛好家でもない小生の想像)
その場所の地誌、景色等が解説されており、親切にもアクセス方法も記述されている。
鳥に結びついた観光案内書でもあり、期せずして自然保護を訴える本にもなっている。
解説文章はかっての文学青年を思い起こさせてくれる。

例えば次の「利尻島・礼文島」の一節:
利尻、礼文島は同じ噴火による夫婦島ですが、地質や形状の違いは対照的でもあります。しかし日本最北の荒海に肩を寄せ合っている姿は、花も鳥も人も、暖かく心を連ねているようです。(ママ)