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社会断想

諸々の社会現象にもの申す
中高年者・定年退職者向け

野鳥写真集 友人からの贈り物

2005年11月22日 09時52分21秒 | Weblog
野鳥の写真集 幼友達からの贈り物
今私は一冊の野鳥の写真集を眺めている。
先だっての在京の高校同窓会があり、その折この写真集を出席のS君が紹介してくれたものである。著者O君は私の小学校から高校を通じての友人である、現在北海道在住である。懐かしいので翌日早速電話をした。実に約40年ぶり の通信である。
久闊を叙す会話の流れで上記の写真集を送って呉れるということになった。
楽しみにしていたそれが数日前に届いたのを読んでいるわけである。
まず一見してこれは大変な労作であると思った。確か出版には素人であったと思うO君が豊富な写真と解説記事をとにかく纏めていた。手作業であるという。若い時に新聞社に在職していた私にはO君の苦労が分かるのである。
読み進むうちに解説文が達意でいて洒脱なのに感じ入った。そういえばO君は小説家か文学者を志しW大の文学部に入学したことを思い出した。この道は諸般の事情で完遂しなかったようだがこの達意の文章にその初志を偲ばせるものがある。
ともあれ鳥は同類でも随分と種類があるのにビックリする。名前も由来が解説してあり思わずニヤリと感心する。
O君は2号、3号と出版するそうである。その意気や良し。
北海道はこれから西日本生まれの我々には想像も出来ない厳冬に入る。同じ場所に生まれたO君もしかりだろう。好漢自愛すべし。

電気通信大学調布祭

2005年11月19日 15時16分23秒 | Weblog
電気通信大学調布祭
久しぶりに母校電通大の学園祭の調布祭に行ってみた。
相変わらず食い物やの屋台がずらりと並び、あまり知恵が無いと思った。
そんな中で中国からの留学生が出している屋台餃子店は早々と売り切れ御免の店じまいをしていた。この屋台は例年ずらりと行列が出来るほどである。
電通大も世界から、特にアジアからの留学生が多くいるので中国の例にならってお国自慢の食い物屋店を出せば楽しいのにと思った。
学生ではないがOB会の目黒会が古書店を出していた。出品の本の数も例年の倍近くあるそうで、なるほどいい本が眼についた。
私も松本清張の「昭和史発掘」の全集をゲットした。とても持ち帰れないので一時預かって貰い後日キャリアを持っていくことにした。
稀覯本とまでは行かなくともプロの古書屋から見るとお値打ち物があるらしく、夜分ごっそりと持っていく人(おそらくプロ)がいるそうである。
それでは困るというわけでテントの戸締まりを厳重にすると担当者は言っていたがさてどうなる事やら。

Kids天国回廊 南大沢駅前

2005年11月15日 12時11分35秒 | Weblog
Kids天国回廊 南大沢駅前
南大沢駅前(京王相模線)の横長の広場はまさに子供天国回廊である。広場というには細長く左右に商店、アウトレット街をおき、首都大学東京(都立大学)のキャンパスに突き当たる、強いて言えば矩形の広場で且つ幅広の道路である。つまり回廊である。
休日の午後には周辺のマンション群や近在から家族連れがワンサと押しかけてくる。
若い住宅地からであろう、おしなべて家族構成も若い。当然幼児も多い。
その幼児達にとって好奇心をそそるものが盛り沢山である。
蒸気機関車を模した動くオモチャ列車が回廊の半分位をぐるぐると回っている。
広場の一角ではストリート演技者がユーモラスな芸を披露しており、子供達は座り込んで目を輝かせて見入っている。その近くでは内部がトランポリン仕掛けになっている巨大な猫人形があり、幼児達は中に入る順番待ちである。
駅改札口正面にはボランティアのよる捨て猫、捨て犬の養子探しのコーナーにも親子ずれの人盛りである。
そんなこの広場に電飾クリスマスツリーと街灯にいろんな模様のイルミネーションが掛けられた。この時期夕方4時過ぎにはイルミネーションが輝きだしクリスマスや年末到来をを道行く人達に知らせる。
私はこの回廊が好きである。一見盛り場のようであるが、盛り場の持つ猥雑さや危険の臭いが無く平和な一角である。いつまでもこの雰囲気が変わらないことを願っている。

WPC EXPOとGoogle フォーラム

2005年10月29日 13時02分43秒 | Weblog
WPC EXPOに行く
東京ビッグサイトで行われているWPC EXPO ディジタル・パソコン関係の展示会に行ってきた。相変わらずの人出である。
ざっと駆け足の見学と毎年キチンと見ているわけではないので、何が新しいのか、新しくないのか判断がつかない。がともかく目をむくようなものはないように思った。
むしろ私の関心を引いたのはTBSとNTVの両民放TV局がVODを小さな展示ブースでアナウンスしていたことである。
NTVは昨日から、TBSは11月1日から始めるそうだ。ひっそりとした展示ブースの感じでは両局の「サー、始めるぞ」という意気込みは感じられず、何か戸惑っているようにも見受けられた。
見て歩きの途中、見学を中断して予約していたGoogleのフォーラムに出席した。
広い会場、何人収容出来るか分からないが、ともかく満席で立ち見がでていた。
いま検索エンジンでNO.1を誇るGoogleだけに関心を蒐めたのだろう。
ほんの数年前にスタンフォード大学の一角で誕生したGoogle社は今や世界中にネットワークを広げ各国対応の言語でサービスを展開している。マイクロソフト社と高級社員の引き抜き問題でも業界の話題となっている。
フォーラムでの講演者は日系の女性で、Google シリーズの説明がなされたが、その中で一番印象に残ったのは最新のGoogle Earthである。
これは先行のGoogle Mapsを三次元に発展させたものだそうで衛生写真を使った拡大・伸縮つまり遠近視が自在に表現出来るものである。
フリーでダウンロード出来るとのことなので沢山の人が楽しんでいることだろう。
もっともインドや数カ国から国防上問題ありとクレームが付いているそうである。
つまりそれだけ旨くできているということか?

世界物理年とアインシュタイン

2005年10月24日 09時46分51秒 | Weblog

世界物理年とアインシュタインの話
我が母校の電気通信大学OBで小田急沿線に住んでいる人達の会がある。
メンバーは定年退職者が大半で年齢層もおのずとしれよう。
ねんに数回の飲み会と分科会として散歩会と写真撮影会があり、両者は連動している。
外にも計画されている分科会が予定されているが未だ動き出してはいない。
10月22日に秋期の総会つまり飲み会が行われたが、毎回飲み会のみではあまりにも芸がないということで世話役U氏の発案・肝いりで、元電通大学長有山正孝先生に講話をして貰うことになった。私としてもほとんど初めて聞く話だったので、ここにその一部を紹介したい。注)事実に誤認や聞き間違いが有れば全くもって小生の責である。
今年2005年はアインシュタインが3大理論を発表した1905年の百年目に当たる。それに因んで国際純粋応用物理学連合や国連が決議し「世界物理年」とし、それに連動して物理学会を核として関連学会による日本委員会も設立された。
有山先生はその世話役をされている。
多彩な記念事業が行われた由であるが、そのなかで小生にとって印象深かったのは小中学生を相手にした一流科学者との対話会「科学者と話そう」と「全国高校生物理コンテスト」の2行事が成功裏になされたということである。
近時小中高校生の数学、物理離れや学力低下が問題になって、ゆとり教育への反省が叫ばれているが、上記の2行事に夏休みの暑いさなか参加した小中学生、高校生 の熱意を聞くとまだまだ日本も捨てたものではないといささか救いを感じた。
ちょっと変わったトピックスでは、相対性原理に関連したイベントに必ず現れる「相間」さんという人種がいるという。「相対性原理は間違いだ」と主張する人々である。
主張は各人の自由だが、彼等は延々と主張をぶちまくるので迷惑この上ないとのことである。
有山先生の軽妙洒脱なお話で2時間はあっという間に過ぎた。
世界物理年のWEBは http://www.wyp2005.jp
に有るので関心のある人はどうぞ。

時代錯誤の窓口規制

2005年10月07日 06時55分42秒 | Weblog
驚くべき時代錯誤の規制
厚労省の窓口に職業紹介所開設に関する説明会に出かけた。
驚いた。何に?
職業紹介事業許可申請書類一覧を見る。
1)の職業紹介事業許可申請書から始まって12)の職業紹介取り扱い職種等届出書までなんと12種類の書類が必要とのこと。しかも申請者法人の役員(監査役を含む)全員の履歴書とか事業所のレイアウト図等の付帯書類が必要であると。
全部そろえるとゆうに40枚ぐらいになりそうである。何とも大袈裟な事と感じ入る。
今世の中の大きな流れに、規制緩和、創業起業の奨励(新会社法等で)等がある。
しかしこれだけの書類を用意せよと云う役所の意図は何処にあるのか?
勝手な想像だが、職業紹介事業を悪用する手合いの参入を警戒しているのか、又そんなケースが現実にあるのか?
さらに想像を逞しくすると役人にとって規制緩和はイコール彼等の権益侵害と受け止める役人のDNAだろう。やたらと物事をややこしくして庶民が戸惑うのを見て、それに救いの手を伸ばすことにミッションを感じているのか?
(決して冷淡に突き放すわけではないのだが)
とにかくこれだけの書類をキチンと整備し、その内容を遵守すると云うことは小さな企業では大変な負担である。ましてや職業紹介業をもって起業しようと考えるベンチャーには絶望的な障壁であろう。
折から2007年問題が叫ばれ、大量の定年退職者がこれから出てくる。
退職者の内特定のグループ(例えば技術者)と企業群とのマッチングに企画と自信があり、彼等に就業の機会を提供する事業即ち職業紹介事業を考えているベンチャーもいる。
所管窓口を創業,起業に理解のあると思われる経済産業省またはその系統機構に移管して貰いたいものである。

路上演技者花盛り 南大沢

2005年10月03日 17時48分03秒 | Weblog
路上演技者花盛り 南大沢
京王相模線の南大沢駅前広場は休日の午後は大変な賑わいである。
この賑わいは同時に子供天国でもある。親に連れられてどっと子供が繰り出して来る。
最近目立った事は路上演技者が増えたことである。
以前よりジャグラー演技者のパフォーマンスは定番でこれを目当てに親子連れが周りを取り囲んでいる。
これ以外に目についたのは 一人チンドン屋と銀粉を頭、顔に塗りつけたパントマイムである。
ともかく危険のない賑やかさは大歓迎である。


捨てるなら飼うな

2005年10月03日 14時05分53秒 | Weblog
捨てるなら初めから飼うな
土曜、日曜となると南大沢駅前広場で人だかりのする一角がある。
覗いてみると子猫や成猫が数匹から一匹入っている籠が数個置いてある。
籠には入っていないが側の柱に繋がれた犬がぐるぐると柱の周りを回っている。
群がった人達はいずれもペット好きと見えて「ワー、可愛い」と声を上げている。
これらの猫や犬は今までの飼い主から何らかの理由で捨てられたか、ボランティア団体に次の飼い主を探すべく委託されたようである。
ボランティア団体が出店宜しく彼等、彼女等をこの場所に展示しているのである。
だが飛ぶように養子先が見つかっているようには見えない。
しかし考えてみると人間は無責任だと思う。安易にペットを飼い、手に余ったら捨てるなり、誰か貰ってくれないかなーとむしのいいことを考える。
私も子供の頃犬を何匹か飼っていた。それは可愛いものである。
しかし何時かは悲しい思いをすることになる。犬の寿命は人間の7分の一とか。
飼えば必ずその死に遭遇する。云いたいことは、飼えば悲しい思いをすることを覚悟すべきである。

野川を歩いて深大寺まで その2

2005年09月30日 09時31分24秒 | Weblog
深大寺にて
成城学園前駅を9時30分に出発し、途中20分程度の少憩を取って12時にようやく深大寺に辿り着く。正味2時間、行程7~8キロか?
名物のソバを食べる。食後しばし休憩し元気が回復したところで深大寺にお参りする。
ソバを食べにはちょいちょい来たが、お寺の境内に入ったのは今回が初めてである。
深大寺の宗派は天台宗であることが縁起立て札で分かる。
不信心者は境内に長く留まるのも落ち着かないので早々に植物園に移動する。
この季節花が一番少ない時期だそうで、あまり期待は出来ないとのことである。
もっとも私にとって花き類は動物、魚類の次に位置するもので鑑賞する花の多少は気にならない。ところが入つて直ぐに目がテンとなった。芝生広場の真ん中にこんもりと小山をなしているススキの群生である。日頃目にするススキよりも大ぶりで天に突き出ている感じである。このような景色は私にとって初めてのものである。
この景色に感心する私を見て同行のKE氏は箱根千石原にススキの群生原を見ることを勧める。あたかも散歩・写真会で箱根一泊旅行の企画にエントリーしているのでそのチャンスは直ぐに訪れそうだ。
園の一廓に舞台状の建物があり、そこから見る庭園はまさに英国で見る庭園であるとMN及びKE両氏が口をそろえる。へーそうなのと私は感心するばかりである。
皆さん、本当に物知りで経験豊かだナー。
園の花を一渡り見て歩く。やはり季節柄いまいち花に元気がないものの盛りを過ぎた花、これからの花と種類は豊富。そして一種の花の品種の多いこと、それぞれに名前がついている。多分、開発者の想いがこもっているのだろう。
最後に大温室に入る。ここで大きな蓮の葉っぱを見る。完璧な円形をしている。大きいのは直径1メートル位だろうか。幼児だったらちょこんと座れるそうだ。これも私にとって初めての見物である。
初めてばかりが多く、ましてや他人に解説できるだけの知識が無く、なんだか、このブログを書くのがイヤになった。
帰りは調布駅前の喫茶店で恒例のおしゃべりをする。
皆さん足も達者だが、口も達者だ。

じいさん達と孫世代の電子工作教室

2005年09月27日 19時13分59秒 | Weblog
爺と孫世代の電子工作教室
月2回のある土曜日の昼下がり、電気通信大学同窓会館(リサージ会館)で 面白くも楽しい光景が見られる。
ほぼ70才以上の爺さん世代と小学校4年生ぐらいの孫世代が寄り集まってなにやら行っている。電子工作教室である。集まっている子供たちは近隣の子達で、つまり生徒である。
教える先生はこの大学のオールド・オールドOBが主体である。
この先生達に混じって 名実共に本物の先生である元学長も同じく工作準備に汗を流している。傍で見ていて只只脱帽。
今回はラジオの原点である鉱石ラジオの製作にに取り組んでいた。
子供の手に余るような大きさのループアンテナ木枠(これは先生達が準備しておく)に銅線を何十回も巻き付ける。鉱石〔ゲルマニューム)の受信回路を半田付けし完成。
さて出来映えは如何。子ども一人に借りて試してみた。イアホンから微かだがはっきりした放送が聞こえた。
「やったじゃん」と拍手すると、照れたような嬉しそうな顔をした。
OB先生の一人に聞くと今後「光オルゴール」や「ヘリコプター」の大作に挑戦する由。
ちなみにこの教室は大学の地域貢献の 一環として行われているもので、「めだせ 平成のエジソン」がかけ声であるとのこと。