おもしろコラム

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7月10日は人参の種まき時

2012-07-12 04:10:15 | 家庭菜園
(中伊豆体験農園日誌)
・修善寺の師匠の教えに従って、7月10日に人参の種まきをした。
・梅雨の中休みの、真夏を思わせる炎天下、水をたっぷり土に吸わせてから人参の種をまいた。
・種を鎮圧し、モミガラをかぶせ、その上に、ネット布を覆った。
・実は10日前に、人参の種を買ったのだが、車の中にも、家じゅうを探しても見つからない、しかたなく、再度、種(5袋)を購入するはめになった。あの種は、一体、どこにいったのか不思議だ。最近、なくし物が多い。

中伊豆体験農園ニュース夏季号から、伊豆の師匠の投稿記事を転載。

<昔から、その土地にある、農作業についての言い伝えが少なくない。修善寺地区の古老から聞いた言い伝えのひとつが 「人参は7月10日にまけば、間違いなく良い物が作れる」というものだ。 わたしも、長い間その言い伝えを信じて、土作りなどの準備を行っている。 人参にはビタミンA、カロテンが豊富に含まれているほか、ビタミンB・C、カルシウム、鉄も多く、栄養的価値が高い。カロテンを多く含むため、リコピンを多く含むトマトといっしょに食べると癌予防によいと言われている。 人参の皮は、白っぽく非常に薄いので一般に市場に出回っているものは、機械により、出荷地で既に剥かれている。多くの人が皮だと思い捨てている部分に、実はグルタミン酸やカロテンなどの栄養が豊富に含まれている。したがって、自家農園で、有機肥料・無農薬で作る人参は、軽く手洗いするだけで食べることができるので、貴重な栄養分を余すことなく摂取できることになる。 子供の嫌いな野菜として、ピーマンに次いでいるが、最近では、独特なにおいが減り、甘くて、子供にも好かれる品種が増えている。また、健康趣向の高まりから、サラダで食べたり、生ジュースやペーストにするなど生食の用途も増えている野菜だ。根だけでなく採りたての無農薬栽培人参の葉は野菜炒め・天ぷら・お浸しなどで食べることができる、 ニンジンは、有機質に富んだ砂質土壌が最適とされる。ただし、過湿に弱く、水はけが悪いと根腐れを起こしてしまう。土壌酸度は弱酸性から中性が適し、酸性ほど生育が遅れ、裂根が多くなる。 また線虫(ネコブセンチュウ類やネグサレセンチュウ類)の被害を受けやすいので、前作に被害にあったところは避ける。また、日陰では茎葉ばかりが茂り、根の肥大が悪くなるためなるべく日陰になりやすい場所は避けたほうが良い。 ニンジンは、種子が軽いので、過乾燥・過湿条件下では発芽しにくいので畑が乾いている場合には灌水を心がけ種まき後の防乾や強雨対策の被覆に留意する。(山田規正)>


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