怪獣襲来？

（長者が原農園日誌）
・ズッキーニの黒マルチに亀裂が走っている。何故だ！
・巨大ミミズか巨大ナメクジの仕業か？それとも、蛇か？
・どうも合点がいかない。いろいろ考えた末、原因は液肥ではないかと判断した。
・ズッキーニは雨に弱いということなので、ビニールシートをかぶせた。
・花が咲き始めたので、昨日、追肥に１０００倍に薄めた液肥を如雨露（ジョウロ）で注いだ。
・ビニールシートの隙間から、如雨露を入れたため、その多くは黒マルチ上にこぼれた。
・このところの炎天で、黒マルチ上に残っていた液肥の水分が蒸発、濃度が増して、黒マルチを溶かしてしまったようだ。
・この液肥は、有機液肥なのだが、原液には、濃アルカリか濃酸性の成分があるようだ。
・液肥希釈の際も、大体の目安で薄めているが、正確に希釈しないと、かえって野菜を痛めてしまう心配がある。子供への甘やかしが悪影響を与えてしまうこともあるように、なんでも多ければいいというものではないようだ。
・幸い、今のところ、ズッキーニには影響はない。
・ズッキーニは、最近評判がいいので、種から育てているが、昨年の星型の種類は、形こそかわいらしいが、味はいまひとつシャキッとしなくて不評だった。
・今年は、普通の形状だが小ぶりタイプのものにした。
・気温がようやく上がり始めたので、元気になり、花も咲き始めた。

＜【ズッキーナ・トンダ】パッローネ　（トキタ種苗）＞

【特性】
パッローネとはイタリア語でボール・気球の意味。
ボールのように丸く仕上がり、イタリアでは肉詰めやサラダで食べられている。食感が柔らかく果肉が多いので、調理方法は様々。英名はズッキーニ。
丸型で、ゴルフボールから野球ボールくらいで収穫。脇芽が多く出るので、その都度欠き取る。生育は早く旺盛。草姿はつるなしで節間が詰まる。丸い形を活かし、中に詰め物をしてオーブンで焼いたり、油でいためると香り豊かで美味。生食も可能なので、サラダでも使用可。