おもしろコラム

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ジャガイモの芽かき

2009-04-25 16:17:56 | 家庭菜園
《農園日誌》
・中伊豆体験農園では、今年から芋畑オーナー制度を行っている。
・一区画五平方メートルのスペースをレンタルしており、二月末から七月末まではジャガイモ、六月~十月末まではサツマイモとなる。種芋、苗、肥料、指導料込みで一区画あたり五千円。
・管理組合のYさんの芽かき、土寄せの指導に立ち会った。
・私の畑にも、何種類もジャガイモを植え付けており、今が芽かきの時期。
・ジャガイモの芽かきについて、本やネットでは十分に理解出来ていなかったことを痛感した。
・丈夫な芽を2本残して、他の芽をとればいいと理解していたので、はさみで芽を切っていたが、これではだめで、芽を引っこ抜いて種芋から抜き放す。引き抜いた大きな芽にはすでに、小さなジャガイモが付いている。
・ジャガイモは、根でなく茎に出来る。そのため、はさみで切ったのでは、茎が土中に残ってしまい、そこからまた芽が出てくることがあるので芽かきの効果が半減してしまうとのこと。
・芽かきというより、間引きの感じで行うのがポイント。
・株間の広さによって芽残しの本数も決まる。株間が広ければ(1メートルくらい)3本残しでも良いという。
・北海道のような広大な畑でジャガイモを栽培している農家は芽かきをしているのか?という話に発展。あんな広い畑の芽かきは不可能では?芽かき機械があるのでは?と色々な意見が出る。こんど、芽かきの時期に北海道に研修旅行に行こうかとの建設的な意見も・・・・・。
・土地が広いので、株間を広く取って芽かきを不要にしているのでは?という意見が正しいのではと思う。
・同じく、ジャガイモの花を摘み取るか否かについても意見続出。チューリップの球根を大きくするために花を摘むのと同様ジャガイモの花を摘んだ方がいいという人と、花が咲き終え、茎が枯れ始めたら堀時の目安になるので、花摘みはしていないという人と意見が分かれた。この件でも、北海道では花を摘んでいるのか否かに話が展開。茶葉摘み機のようなもので花を刈り取るのでは?という推測も出た。これも北海道研修旅行にいってみれば分かるということに・・・・
・芽かきをした後、株の近くに追肥をして、土寄せを行った。ジャガイモは土にもぐっている茎に芋が付き、大きくなるので、茎に土を寄せ掛けて、芋が土から出ないようにするという。
・昨年は、芽かきの方法も間違っていたし、追肥も行わなかった。土寄せの意味も理解しておらず、土寄せが不十分で、芋が土から飛び出し、青くなって食べられないものが多く出てしまた。
・短時間のレクチャーではあったが、プロ農家の人に直接指導してもらうと、目からうろこのことが多かったし、農業の奥深さも知ることが出来、ますます農業にはまりそうだ。
・中伊豆体験農園では、管理組合員にプロ農家もおり、実践的な指導を受けることができるのがいい。
・今日の体験で、自分の畑のジャガイモは株間が狭すぎることがわかった。狭すぎると小さな芋がたくさんできるが、大きな芋は育たない。どちらを選択するか悩む。芽かきだけでなく、少し、間引きをしてみようかと思う。
・買ってきた種芋を狭い畑に全部蒔こうとすると、失敗するようだ。でも、いろいろな種類のジャガイモを育ててみたい興味も強い。
・写真は芽かきで抜いた茎。


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