艶やかな実を散りばめし小紫
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紫式部、濃紫などが小さな紫の実を沢山つけて枝を弛めていて、道行く人の歩を止めている。 (勝爺) . . . 本文を読む
白鷺や電線の上風を読む
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電線の上で、白鷺が風を読んでいる。季節の変わり目、風の温度も代わり、朝晩はかなり涼しくなってきた。 (勝爺)
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ゴーヤの実夏バテしたり舌を出す
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ゴーヤの実が黄変すると、大きく裂けて、赤い舌を出す。苦味のあるゴーヤだが、黄変して完熟したものは甘いので、昔は果物代わりに食べたものだと古老が語っていた。 (勝爺)
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鶏頭花牛尾ならじと暑く咲く
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「鶏頭牛尾」?「鶏口牛後」?
両方とも正しいですが、もともとは、「寧為鶏口無為牛後」(寧ろ鶏口と為るも牛後と為る無かれ)。
出典は「史記-蘇秦伝」。昔、中国の戦国時代、秦、楚、斉、燕、韓、魏、趙の7つの強国が覇を争っていた時代、最強国の秦王に他の六国と同盟を結ぶ連衡策を説いて採用されなかった蘇秦が、燕へ行き、燕王らに今度は連衡策とは反対の合従策(六国が連合 . . . 本文を読む