口てい疫のニュースで 畜産農家の方がこう話していました。
「子豚が病気じゃってわかっていても、口まで餌を持っていってやる。けど、食べんとですよ。もうかわいそうでかわいそうで・・・地獄です」
どの時点で商品になるかということではなしに、命と向かい合っている人たちと、その一つ一つの命のことを真摯に受け止め、人間がたくさんの命に支えられているという複雑
な気持ちを、どう整理してよいのよら。
私は、家畜=商品という場面に接する機会が極めて少なく、まず「動物」とか「命」という目で見てしまうので、単純にかわいそうの一言に尽きます。
が、畜産農家はそれに「生業」ということが大きく関わっています。
私には、この違いを振り分けることができません。
今の宮崎は尋常ではありません。
「結局、人間が食べるではないか」という死と、途中で突然その時を突きつけられる動物たちの「生」の臨界に、とても複雑な思いがあります。
他県のニュースを見ていると、宮崎ナンバーの車を非常に批判的な言い方をしている場面が流れます。どうか、そういう見方はやめていただきたい。
例え、取材でそういうインタビューを拾ったとしても、報道機関は冷静に報道していただきたい。
これは犯罪ではないのです。悪意を持って発生したことではないのです。
どうか。。
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