てくてく歩く ぷくぷく笑う 

自分の歩幅で、自分の速さで歩いていこう。今日はどんな日、明日はどんな日。毎日てくてく、こつこつと。

殺されるとわかっていても餌をやる

2010年05月12日 19時06分36秒 | 地域

 口てい疫のニュースで 畜産農家の方がこう話していました。

 「子豚が病気じゃってわかっていても、口まで餌を持っていってやる。けど、食べんとですよ。もうかわいそうでかわいそうで・・・地獄です」


どの時点で商品になるかということではなしに、命と向かい合っている人たちと、その一つ一つの命のことを真摯に受け止め、人間がたくさんの命に支えられているという複雑
な気持ちを、どう整理してよいのよら。

 私は、家畜=商品という場面に接する機会が極めて少なく、まず「動物」とか「命」という目で見てしまうので、単純にかわいそうの一言に尽きます。

 が、畜産農家はそれに「生業」ということが大きく関わっています。
 私には、この違いを振り分けることができません。

 今の宮崎は尋常ではありません。

 「結局、人間が食べるではないか」という死と、途中で突然その時を突きつけられる動物たちの「生」の臨界に、とても複雑な思いがあります。

 他県のニュースを見ていると、宮崎ナンバーの車を非常に批判的な言い方をしている場面が流れます。どうか、そういう見方はやめていただきたい。
 例え、取材でそういうインタビューを拾ったとしても、報道機関は冷静に報道していただきたい。

 これは犯罪ではないのです。悪意を持って発生したことではないのです。
 どうか。。

 


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