TAOコンサル『市民派アートコレクターズクラブ』

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若いアーティスト達が頑張るアート台北2010

2010年08月20日 | 注目の現代美術作家と画廊散歩
 『アート台北(台北国際芸術博覧会)2010』は東京、上海、北京、ソウルと並ぶ東アジアの大型アートフェアの一つである。日本の美術マーケットが冷え込み、東京国際アートフェアが人気今一つのなか、中国、韓国などは活況を呈している。今回の会場は台湾の新都心信儀路にある『ワールド・トレードセンター(台北世界貿易中心)』である。見本市などに使われる広々とした会場である。台湾の他、中国、香港、日本、韓国、日本等から110の画廊が参加、日本からはギャラリー椿の他、SCAItheBathHouse、ミズマアート、小山登美夫ギャラリーなど約22店が出店している。
 展示作品は若い作家のエネルギッシュで現代的な作品が多かったが、ビデオや写真コーナーなど、意欲的な展示が印象的であった。一方では日本の草間弥生の立体や韓国現代美術の大御所、朴セイボの作品もそれなりの存在感を見せていた。我々はプレビュー前夜祭に招待されたのだが、いよいよ楽器演奏が始まるなか、洒落たオードブルを味わいながら、冷えたビールで乾杯した。
 ギャラリー椿のブースは会場中央のメイン通路に面しており、金井訓史、山本真有花、横田尚、服部知佳、門倉直子、白藤さえ子などの作品がひと際目だっている。若く可愛らしい作家達から作成の思いなど聞きながら暫し雑談。(山下)


アート台北2010会場風景


女流画家、左から横田尚、服部知佳、白藤さえこ


ギャラリー椿ブースの服部知佳作品


プレビュー前夜祭パーティー風景


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