『フラッド』(98)(2006.11.4.木曜洋画劇場)
大雨による大洪水で沈みかけたアメリカの田舎街を舞台に、現金輸送車運転手と強盗グループ、そして地元の保安官グループが大金をめぐって激しい攻防戦を繰り広げる。
タイトルのフラッドは洪水の意味だが、原題は「ハード・レイン=大雨」だから、微妙にニュアンスが異なるのだが、水を利用したアクションが全編にあふれてなかなか面白い。
閉ざされたアメリカの田舎街を舞台にした傑作B級アクションとしては、パニックの形は違うが『トレマーズ』(90)を思い起こさせるところもある。
監督は撮影出身のミカエル・ソロモン。同じく撮影出身のヤン・デ・ボンが竜巻映画『ツイスター』(96)を撮り、このソロモンが洪水映画を撮った。やはり撮影監督はこういう映画に魅かれるのか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます