今回のお題は、前回の『大砂塵』に続いて、すっきりしない、変な、妙な西部劇『ワーロック』(59)。
善悪の間を行き来する主人公ギャノン(リチャード・ウィドマーク)、クレイ(ヘンリー・フォンダ)とモーガン(アンソニー・クイン)との同性愛的な関係や、保安官を選んだ町民が、逆に彼を裏切るという皮肉なテーマの奥には、監督エドワード・ドミトリク自身の心象風景(赤狩りの密告者となった)が反映されているのだろうか。
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7dab3ef15a0bf76c70863d406c0e657a
町民たちが、自分たちが任命した保安官を疎み、排除しようとするという矛盾は、以下のように結構描かれている。
『法律なき町』(55)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/89409ed36e95f46bf26a3b1c07f30f1f
『捨身の一撃』(55)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/2352f713846f9f84c9c3f489d1dd76b8
『街中の拳銃に狙われる男』(55)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4894830b66b89939400a8d0857ef4318
『ガンファイターの最後』(69)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/54a0bddfbdc464b6fd16966f2c34bbaf
『追跡者』(71)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/63b0faade6d5505ead03b8df7e6fa1e4
『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』(16)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6d10d4da25119ec36da6891f34c08b0b
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