個性を捨てろ！型にはまれ！（三田紀房）大和書房

痛快！
自分が、知り合いの教育者と酒を飲みながら語り合っている本音と同じことがかいてある。
著者は、漫画家であるが、「ドラゴン桜」のヒットを切っ掛けに講演会などで、教育関係者と話をする機会が多く、かなり教育に明るいようだ。
後半は、教育論になるが、これがすばらしい。
学校は個性を伸ばすところではなく、学問の型を詰め込むところだ。
それで個性がつぶれると言うが、そんなことでつぶれる個性なら、それは個性とは言えない。