ブックオフの100円コーナーばかりで本を漁っているうちに、喜多嶋隆のCFギャングシリーズの新刊が2冊も出てしまっているではないか。
これで何冊目かわからないが、出ないと何年も出ないし、出るときはドドドドーッとでるところなど、さすがにギャング的です。
さて、本題。
今回は、恋愛ストーリーと書いてありますが、特に恋愛がテーマではなく、いつもの調子でやってくれています。
特筆すべきは、なんと、爽太郎の殺された恋人の仇が登場。そいつをやっつけてしまうというエピソードがあります。
1冊目の「CF愚連隊」が文庫書き下ろしで発行されたのが、昭和59年(1984年)だから、26年前なんだけど、小説の中では13年前の事件になっているのはご愛敬。