蛸林 Daily Work

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山椒 破壊試験

2008年02月12日 | グライダー
無事だった方の翼に荷重をかけてみました。
荷重倍数 6以下と輸送機並でした・・・・
梱包テープを貼るといくらかマシですが、その程度でした。大誤算っ!

ちなみに、その加重をかけても、クーターパイプ(QP)はなんともないです。

これは、使用した スパーとその入れ方、翼厚、テーパー比も、かなり効いているようです。
(QPでは、ウエイトボックスとして入れた箱が結構効いているかも)

翼厚
山椒=10mm
クーターパイプ=16mm

テーパー比
山椒=0.72
クーターパイプ=0.5

やっぱりバンジーをさせるとなると、戦闘機並かそれ以上に、安全率をかけた荷重倍数(20~30位?)が必要なのかな?
ちなみに、零戦での急引き起こし設計値は、荷重倍数7.0 安全率1.8で12.6Gです。

今回は駄目押しの空戦フラップ付けちゃったし・・・
ざっと計算したら、ランチ時、半径4mで離脱すると、飛行速度120Km/h(33m/sec.)で荷重倍率 27.8でした・・・(不安なんで、どなたか検算して下さい)

やっぱり安易な設計ではいかんですね・・・

しかし・・・空中分解って、短くはない模型飛行機人生で初めての事かも。


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2 コメント

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山椒復活希望! (Singha)
2008-02-14 00:15:46
グラマラスな機体でしたのに残念です。
クォーターパイプの主翼構造を拝見しましたが、ウェイトボックスからスパーに伸びる補助スパーが、本スパーと共に、翼に掛かる力を受け持っているように思います。
スパーをもう一本、本スパーと平行に入れる。もしくはクォーターパイプのように補助スパーを斜めに入れる事で主翼の強度が上げられると思います。

バンジーランチなど、主翼を反り上げる様な力が掛かる場合、梱包テープやグラステープ補強は引っ張り強度が上がりますので、主翼下面の補強には有効ですが、圧縮強度が期待できませんので、主翼上面の補強には向かないと思います。
スパー上面にカーボンシートを貼ると、主翼上面の圧縮強度を上げられますので有効です。

木村クラフトさんの、考察ルームにはカーボン補強したバルサ材の強度試験が掲載されていますので、ご参考になってはいかがでしょう。
http://park19.wakwak.com/~m-kimura/
グラマラスな肢体?の山椒が空を舞う日を期待しています。
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フェニックス?  (蛸林)
2008-02-14 21:46:44
Singhさん アドバイスありがとうございます。

QPは、初飛行では、デリケートで、途中で投げようかと思いましたが、バンジーで好感触だったので、今はハマっています。
山椒もその雰囲気で出来たらと思ったのですが甘かったです。
(普通の飛行機っぽい形状なので安心していた所もあります)

最初の欲張った設計から、少しそぎ落として、検討をし、ステップアップしながら、なんとか飛ばしてみたいと思います。

40in級から強度的には有利かと思うので、滑空性能の悪化は空戦フラップで補えば30in級でもって感じでまずやり直してみようかと思っています。
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