朱蒙(チュモン)が見た日本古代史(仮題)

「朱蒙」「風の国」「善徳女王」・・・韓国発歴史ドラマを題材に日本史を見つめ直す

「風の国」のあと 「ホドン王子」編

2010年09月13日 | 風の国
ドラマ「風の国」の最後は、ムヒュル(大武神王)とその息子ホドン(好童)が手をつなぎ川辺で立ちつくす後姿のシーンで終了する。

終始、物悲しいトーンで貫かれたドラマだったが、最後は未来へのかすかな期待を感じさせつつ、父と息子の微笑ましいツーショットで締めくくられたわけだ。

しかし、史実上、ホドン王子は決して王になることはなく、彼もまた悲しい最期を迎えることになる。

ホドン王子と楽浪のお姫様との悲しい物語は、東アジア版「ロミオとジュリエット」として韓国内では有名な話のようである。

好童王子(호동왕자)説話 

この物語をベースにして、昨年(2009年)には「王女自鳴鼓(チャミョンゴ)」というドラマも製作されたが、こちらはあまりパッとしなかったようである。

『三国史記』では、ホドン王子は剣に伏して自殺したとされている。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。