朱蒙(チュモン)が見た日本古代史(仮題)

「朱蒙」「風の国」「善徳女王」・・・韓国発歴史ドラマを題材に日本史を見つめ直す

崇高なる精神

2010年10月28日 | 善徳女王
もともとは全50話の予定で始まった「善徳女王」。

あまりの人気に急遽61話まで延長されたということらしいが、50話目でミシルが亡くなり、ひとつの区切りはついたように思う。

それにしても最終回と言ってもいいような密度の濃い、そして感動的な内容だった。

内乱を起こし、自らに刃を向けた宿敵、そのミシルでさえ、国づくりのため自分の配下に従えようと決意するトンマン。

大耶城からの支援部隊が到着し、反撃に出るチャンスを掴んだのに、自らの保身よりもシルラの安全(防御線)を優先し部隊に戻るよう命令するミシル。

ここに描かれているのはなんと崇高な精神だろう。

KARAの先行きに若干の不安

2010年10月26日 | KARA (K-Pop)
少女グループがセクシー過ぎ!韓国で問題視
という記事が、Yahoo!Japanのニュース記事にあがっていた。(元ネタは産経新聞)

その記事に使われていた写真がKARAのものだったわけである。

許容される習慣、文化というのはそもそも国、そして時代によって異なるもの。
おそらく、多くの日本人にとっては「この程度でなんで?」という印象ではないだろうか。

それはそれとして、ここのところちょっと気になるのがKARAの日本での展開。
早くも来月10日にはセカンド・シングル「ジャンピン」、そして11月24日には日本でのオリジナル・アルバム第1弾となる「ガールズトーク」がリリースされるのだという。

「ジャンピン」は、すでに「めざましどようび」のテーマソングとして流れているし、オフィシャルのMV(teaser)がYouTubeにアップされているのだが、なんともまあ面白みに欠ける曲である。なんだかムリして日本のマーケットに擦り寄りすぎてはいないだろうか。

Wanna/Mister - Lupin以降の展開、以前に比べ大人っぽく、セクシーという路線がわからないではない。しかし、個人的に、KARAの魅力は今の日本ではあまり聞くことのできない親しみやすいポップだと思う。例えば、Lupinなど、出だしはいかにも今風というサウンドだが、サビの部分は僕らの世代にとってはまるでABBAのコーラスを聞いているような感じである。

Rock UやPretty Girlの時代に戻れとまでは言わないが、全曲韓国語のベスト盤が、オリコンで2位にチャートインするほど売れていることの意味を関係者はよく考えて欲しい。
使い古しのJ-Popを歌うKARAを聞きたいわけではないのだ。

コトバと音

2010年10月20日 | 考察ノート
「日本語」という言語が、世界的に見てもかなり特殊な言語だということを、多くの日本人は意外と気づいてないような気もする。

言葉としての日本語を構成する最小単位は、いわゆる50音のかな(ひらがな、カタカナ)であるが、一部例外を除いては基本的に「子音+母音」で成り立っている。まず、このこと自体が世界的に見ても珍しい例だろう。

英語の場合、アルファベット26文字のひとつひとつは、音の単位であってそれ自体は意味を持たない(もちろん例外はある)。
アルファベットの組み合わせで意味をなす言葉(単語)ができあがるわけだが、この「単語」には子音が重なる事が多い。
ひとつの単語に母音がひとつだけであとはすべて子音なんて例はいくらでもあるし、単語の終わりが子音で終わりがちというのも日本語と決定的に異なる点である。

歌というのは、言うまでもないが、言葉とメロディが密接に関連しているのであって、言葉が変わればメロディも変わるわけである。逆に、メロディが同じままで言葉(言語)が変わるとどうしてもムリが生じる。
だから、英語の歌を日本語に訳して歌うとどうしても違和感を覚えることになりがちだ。(古い話になるが、ポリスが「De Do Do Do, De Da Da Da」を日本語バージョンで歌った時のマヌケさと言ったらなかった)

音楽的に言えば、子音の多い言語の方がメロディに乗りやすい。
英語は日本語に比べて、言葉そのものが音楽的であると言ってもよいかもしれない。

最近では考えにくいことかもしれないが、かつて日本語はロックにならないと言われていた時代もあった。
それに果敢に挑戦したのが桑田佳祐であったわけだが。

興味を持ったので少し韓国語について調べてみたら、韓国語の場合は、「子音+母音」、「子音+母音+子音」の二通りがあるらしい。
音楽的な観点からすれば、日本語よりは英語に近いということかもしれない。

KARAの音楽を聞きながらこんなことをボンヤリ考えている。

アバターに扮するアイドル

2010年10月15日 | KARA (K-Pop)
タレントの神田うのが特殊メイクでアバターのヒロインに扮している記事が、Yahoo!トピックスに上がっている。

神田うの、全身特殊メイクで『アバター』ヒロインに変身

”あの”神田うのが、というところがニュースとして注目を浴びる一因なのだろう。

ところで、写真はさかのぼること数ヶ月前。
(おそらく)ラジオ番組の収録中の模様をビデオに撮ったものと思われる。

トップアイドルであるにもかかわらず、こういうことができてしまうというのがKARAの面々のユニークなポイントなのである。(YouTubeの動画はコチラで)

さてさて、本日はミュージックステーション。
生放送のKARAをお見逃しなく。

KARAをバックアップするキム・スンス氏とは

2010年10月14日 | KARA (K-Pop)
KARAのデビューは2007年。
当初は4人組で出発したが、翌年になってメンバーの一人が突然脱退してしまう。(残されたオリジナル・メンバーがギュリ、スンヨン、ニコル)

その後、公開オーディションを経てハラ、ジヨンが参加し、新生KARAとして再出発するのだが、その際、音楽性も大幅に路線変更。
「可愛らしさ」を前面に出し、以降、「Rock U」、「Pretty Girl」、「Honey」と一気にスターダムの階段をかけあがっていくわけである。

「Rock U」以降、直近の「Mister」、「Lupin」までほとんどの作曲を担当しているのは、ハン・ジェホ、キム・スンスの二人組。
韓国の音楽事情はまったくわからないので、どういう人達なのか情報はまったくないが、音楽的センスはかなりのものと見た。

ところで、キム・スンスといえば・・・ええっ?

このブログを御覧の方なら知らぬはずはない”あの”俳優さん。彼もまたキム・スンスである。まさか同一人物!?

いや、やはりそんなことはないだろう。

俳優のキム・スンス氏は、[Kim Seung-soo]。
一方、KARAのサウンド・メイキングを担当するキム・スンス氏は、[Kim Seung su]。

カナ表記すると、たまたま同姓同名になったということか。

俳優の「彼」の正体はコチラ

【追記】 実はハングルにするとまったく同姓同名になるようである。でも、同一人物ってことは・・・ないよねえ?
ちなみに俳優のキム・スンス氏はピアノの腕前もなかなかのものらしいが・・・
誰か真相知らない?

ギュリがジヨンのものまね MCの正体は?

2010年10月13日 | KARA (K-Pop)
これもまたYouTubeで見つけたもの。

ギュリがジヨンのものまね

おそらく2年ぐらい前だと思われるが、KARAのリーダー、ギュリ(画面左端)が、グループの末っ子であるジヨン(映像のなかにはいない)のものまねをするというバラエティ番組(?)の中のひとコマ。

ところで、右端にいる男性。どこかでみたことがあるような・・・

おっと、これは。ヨジン王子?

Stars Falling From The Sky(星をとってあげて)

2010年10月12日 | KARA (K-Pop)
若干の軌道修正を狙いつつ、無駄な抵抗を3連発。

今年の初めから放送された韓国ドラマ「星をとってあげて」の主題歌をKARAが担当したそうである。

ドラマの詳細はわからないが、感動的な内容だったようでかなり話題になったのだとか。
おそらく近いうちに日本でも放映されるのではないだろうか。(フジの韓流αあたりで)

ところでドラマの主演女優といえば・・・
おおっ!これはヨンお嬢様(チェ・ジョンウォン)ではないか。(どうしてもこういう見方になってしまう)

KARAが歌う主題歌はコチラで。

KARAを応援します!

2010年10月11日 | KARA (K-Pop)
本来のブログの趣旨から脱線しつつはあるが・・・(まあそれはそれとして)

遅まきながら、

KARAを応援します!

今週のMステ(15日)に出演するらしいので、興味のある方はぜひ。
ヒップダンスばかり注目を浴びている感もあるが、「ミスター」だけでKARAを判断してはいけない!
ステージを離れた彼女たちはとても親しみやすくユニーク。
タモリさんとどう絡むのか(?)、実に楽しみである。


伽耶の国からの刺客(ウソウソ) KARA旋風

2010年10月06日 | KARA (K-Pop)
韓国発女性アイドルグループが注目を浴びているようだ。

9人組の少女時代はいずれも美脚の持ち主。明らかに日本のアイドルたちとは一線を画した、プロフェッショナルかつアダルトな印象を漂わせる集団である。

そしてKARA、8月に日本でのデビューシングルを発売したばかりだが、ノーランズの「ダンシング・シスター」以来というオリコンTOP10入りを果たした。PVで披露される特徴的なお尻ダンスが話題になっているようだが、昨日観た「笑う犬 2010」では”あの”ベッキーが彼女たちの腰振りダンスを真似て泰造(ネプチューン)に尻をひっぱたかれるという、衝撃的なコントを目の当たりにした。

KARAという名前から、もしや、かつて日本とも関係の深かった歴史上の国家の名前を看板に日本侵略を狙っているのでは?と深読みしたりもしたが(いや、冗談だ)、まったくの勘違いである。

KARAとは、「甘いメロディーという意味を持つ言葉」だそうで、しかも伽耶は現地表記ではGayaなのである。

ちなみに伽耶は日本ではカヤ、カラとなり、岡山に残る賀陽の地名は明らかに何らかの関係があると思われる。

KARAのデビュー曲「ミスター」がヒット中だが、個人的にはYouTubeで見つけたPretty Girlが一押しである。元気ハツラツ、ストレートな王道ポップ。KARAには是非ともこちらの路線を突っ走って欲しいものだ。